*基本データ
場所:東京都豊島区長崎2丁目
行った日:2024/01/10
廃墟になった日:不明
詳しく:
谷端川をすこし逸れたところにある住居跡。
*評価
怖さ:★★★★☆(夜だからそう見える)
廃れさ:★★★★☆(夜だからそう見える)
見つけやすさ:★☆☆☆☆(夜だから見つけにくい)
*あれこれ
長い長い伊豆編から戻ってまいりました。しかし暗渠ハンター記事――暗渠沿いの夜散歩中に見つけた廃墟をメモするときは暗渠ごとに書く決まりです。わたしの決めた決まりですので効力はそんなありません――なので完全なる通常運転に戻ったとはいえないかもしれません。
谷端川(やばた)
幾度となく歩いている大好きか谷端川から少し逸れた場所の廃墟となります。(cf.過去の実績→その286:住居跡【西池袋】 - 廃墟ガールの廃ログ、その353:【暗渠ハンター】住居跡【六畝川】 - 廃墟ガールの廃ログ、その360:【暗渠ハンター】住居跡【神田川支流】 - 廃墟ガールの廃ログ、その605:①奈良市水道計量器室②【プチ冒険×廃ログ】板橋井戸探し - 廃墟ガールの廃ログ)
この窓の間隔やベランダの長さからしてその397:【暗渠ハンター】緑荘【善福寺川水系堀の内支流じゃない】 - 廃墟ガールの廃ログやその513:【暗渠ハンター】心月荘【呑川】 - 廃墟ガールの廃ログのような「荘」かと予想しました。
1階部分には横長の木製タンスが剥き出しになって柔らかくなって鎮座していらっしゃいます。どこかの部屋にあった調度品が屋外に移動したのでしょうか。
ベランダは横の柵がもうありません。歪みも見えます。
入口です。ここからでもがらんとしていることが窺えます。
穴が開いてしまっています。斜めに立てかかる木の板や蛇口など、ものの動線がいくつもあって、なかなかセンスのある構図です。
透かしまくりです。
ほかにもこのときのお散歩では銀色の箱に包まれた井戸ポンプも発見しました。井戸をこぐ棒がついていなかったので、非常時にはどこか、倉庫から自治会長が棒を持って走ってきてはめて水を出すのか? とお散歩仲間と話しました。
名前不明の緑道支流
適当に歩いていたら絶対に暗渠でしょといった出で立ちの緑道というか、歩道というかにたどり着きました。短めですぐ終わってしまいましたがここに電話ボックスを立てるのはなかなか景色として良きだなと思ったので撮った写真です。
名前不明の石神井川水系
別の日、こちらも歩いていたら暗渠に出ましたので辿ってみた次第です。水路敷、水路(脳内補完して)敷です。
1番の見どころはこちら、どんな経緯でこうなったのか気になりすぎる細道、それはもう細道です。自転車はイライラ棒的にまっすぐ運転すれば通れると思いますが三輪車やキックボードは厳しいのではないでしょうか。担いで足で歩けばよいのでしょうか。
*おしらせ
はてなブログを始めて7年目、先日お声かけいただき初めてここ以外の場所に記事を書きました。図らずもちょうど暗渠の文章です。
何度か書いていますけれど、普段廃ログは間違った丁寧語みたいな書き方をしています。ただ普通に文章を書く、となると、少々お口が悪いです。加えて一文が長くて改行も少なく読みにくいったらありゃしません。廃墟のことはここに書いていますから今後もネタ切れになるまでは廃墟以外を書こうかなあ、なんて考えていまして、廃墟成分が摂取できる記事ではありませんが、ほかにいろいろなかたのいろいろな文章が載っていますので、ぜひお散歩しにいってみてくださいませ。
#狂気ぶた 関係ありませんが、どこか別の場所、別の世界線として文章を寄稿しました。ぶたちゃんのこともいつか書くかもしれません🐖
— 一般社団法人狂気ぶた保護協会 (@kyokibuta) 2024年2月4日
(代表理事) https://t.co/oOn0kNAAIY
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