*基本データ
場所:広島県尾道市(尾道駅から歩ける)
行った日:2018/02/10
廃墟になった日:不明
詳しく:山陽線の線路を、商店街の反対側へ進み、「活版カムパネルラ」(活版印刷の体験ができる店→その70:店舗跡【広島県尾道市】+廃墟探検願カードをつくりました - 廃墟ガールの廃ログ)を抜けて、千光寺へむかう途中にある家屋跡地。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
雫が一滴、伝うとします。
くねくね曲がった斜面を這うようにして建つ家や道も光っています。ぱしゃり、一歩出すたびに鳴る音は、晴れの日には聞けない格別なものです。
(パンダちゃんポスト)
解体途中の大きな建物や、一区画分ぽっかりあいた跡地を横目に進みます。この地域にとって、「廃墟」はすぐ、そこです。
坂の途中にすっと馴染んで有るのです。
魔女が住んでいても驚きません。会えなかっただけでお住まいかもしれません。
坂の途中の一角にある一軒ですので、裏側へもまわれます。
穴から向こう側が見えます。
すぐお隣やお向かいはほんとうの、それこそほんとうのどなたかがお住まいの家屋です。一区画や一軒いきなりぽんと抜けてグレーアウトしているのです。
外国でなくても、フェリーに乗って離島に行かなくても、異世界はあるのです‥‥。たった一軒で、そう感じてしまう雨の中でした。
*おまけ
一方その頃麓の商店街ではこんなおいしい尾道ラーメンがたべられます。
あんまい醤油であたたまります。雨でしたのでなおさらです。
商店街へも過疎の余波が来ています。