*基本データ
場所:広島県尾道市
行った日:2018/02/10
廃墟になった日:不明
詳しく:尾道駅が最寄りの「尾道商店街」を抜けた辻の右奥にある二階建ての店舗跡。新しめ。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★☆☆☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
人生で2度目の尾道へ行ってきました。すすんで迷いこみたくなるような街並みが大好きです。前回行ったときからなんと5年半‥‥! (ちなみに第1回目の廃ログ記事は今回見に行かなかったのですが、解体されたとの噂もあるようです。cf.記念すべき1発目→その1:尾道城 - 廃墟ガールの廃ログ)
まあ、やはり地方であるたけあって、何件か楽しくまわらせていただきましたので、例によっていくつか記事を分けてメモしていこうと思います。
ガラスに写る傘と帽子は廃墟ガールのものですのでご安心ください。
*そして
近くの線路トンネルをくぐり、細い路地へ入るとあるのが、「活版カムパネルラ」さんです。
https://campanella-letterpress.jp
こちらでは、手押しの現役活版印刷機が2台もございまして、活版印刷の体験ができてしまうのです。大興奮です。古くからのわたしの神様も、活版印刷の本を出していますし、大学ではこんなような分野も勉強しました。
2年前にできたお店のようで、以前からあったら絶対向かっていたことでしょう。
体験だと、カードやノートに活版印刷ができるのですが、メインとなる絵柄を決めたあと、入れたい言葉の活字拾いをします。
あの有名な活字拾いです。お店のお名前はつまりここから来ているようです。(なら活版ジョバンニでは‥‥? ともなりますが、語感の関係ですかね)
棚いっぱいに活字の滝です。趣味ならいいですが仕事にしたくない量です。幼い頃ミッケ! で鍛えた観察力でもお手上げです。
大きさを揃えて拾います。
拾い終えたら、インクの色を決め、型版を組んでいきます。なにも刷らない場所も固定が必要なので、木の板や少し背の低いブロックなどを入れていきます。
印刷する紙を選んで、優しい店員さんに型版をセットしてもらいます。
わたしがお世話になった印刷機は国産でした。もう1台はイギリス製でした。
そして、
がしゃ
こん、と
景気よく刷っていきます。国産印刷機のほうはそこまで力はいりませんでした。↑の要領でがしゃこんを繰り返します。
/完成です!\
「廃墟ガール(廃墟がある)と探検願」が15枚も量産されました! かわいいです。カタカナもあったのではいきょガールでも良かったのですがちょっと恥ずかしかったので、「ガール」と「が有る」かけたということにしてごまかしました。ほんとうは探検券や探検権にしたかったものの、漢字はあるものが限られていて、探検願に落ち着きました。
分厚い紙でも見ただけで分ける凹み具合がたまらんです。実際に会えるお友達にはこの探検願を提出し、一緒に廃墟を探検しようと思います。
廃墟ブログのくせになにいっちょまえにレポ記事書いてんだよと思われた方、ごもっともです。番外編的なポジションですがきっとブログをやっていなかったら「帽子ブルー」とかそんなカードを作っていたことでしょうし、少しばかり関係があるため多めに見た(わたしが)次第です。
こうして記事を書いて00:00になり、またひとつガールから遠ざかりました。
Bon anniversaire et Joyeux valentine !
脱 出 成 功
探検願の発行場です。たどりついていただきありがとうございます。