(cf.バックナンバー→その502:山中湖周遊【撮りすぎ山梨1】 - 廃墟ガールの廃ログ、その503:大正館+α【撮りすぎ山梨2】 - 廃墟ガールの廃ログ、その505:【清里遠足レポート⑪~⑬】KIND HOTEL、COLLECTION HOUSE、店舗跡【撮りすぎ山梨4】 - 廃墟ガールの廃ログ、再訪:【画像大量】【清里遠足レポート】【撮りすぎ山梨5】 - 廃墟ガールの廃ログ)
①八ッ沢発電所跡地
今回も盛りだくさんでお送りします副音声ですおはようございますこんにちはこんばんは。(キリンさんではありません)(またニッチな)前回の記事は番外編だったのに撮りすぎ山梨シリーズとしてはナンバリングされているという謎仕様ですがこのままゆきます。
ここは奇橋「猿橋」を見たり渡ったりして楽しむところですが、本命はそうではありません。(cf.橋→その295:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【奥多摩むかしみち3/5】 - 廃墟ガールの廃ログ、■ - 廃墟ガールの廃ログ)
猿橋を下から眺めていると向こうの緑にまみれて茶色いアーチ型の穴が見えます。
おや。
位置のあたりをつけたら、上から見てみます。
わたしも許されるのであれば意気揚々と巡視に向かいたいです。向かえません。
特等席で眺めてまいりました。ごうごうと水が流れているのを無心で見るのは絶景です。産業×自然物、は新旧問わずきっと、人間を惹きつけるのでしょうね。
②ファミリーパーク石和
お次はすこし異色――廃墟、使われていないものが使われていないままにそのままになっていることが、見方によってはもはや異色なので、その中でさらに珍しさもなにもあったもんじゃかいという考えもありますが――の廃墟です。
こちらは、元秘宝館のガワを使って建てられた驚安の殿堂ドン・キホーテの廃墟です。ドン・キホーテはご近所さんに脱皮して移転していらっしゃいました。つまり、廃墟を使った店舗跡、廃墟の廃墟です。
ですのでドン・キホーテを造るためのデザインではなく、もともとのコンセプトに基づいて建てられたものなのです。面白いです。
会議室が屋上に? それから石和はいさわ、と読みます。数年前にこの地域にすこーしだけ関わる仕事をしたことがあり、それで知りました読めませんでした。難読地名ですね。
壮観です。現役(ドンキがね)の頃に中まで入ってみたかったなあ。
併設していたゲームセンターの宣伝が残っていました。「ゲームセンターの怨念」とかって騒ぎました。見たものすーぐしょうもない例えで遊んでしまうの良くない。
③遊亀公園
ここがやべえんす。廃墟ではありませんが、今回山梨に出向いた大きな目的2つのうちの1つ。もう1つは次の記事で。
その449:住居跡群【バースデー長崎2/7】 - 廃墟ガールの廃ログでも書きましたが、川越の丸善屋上のように閉鎖してしまった屋上遊園地などで任期を終えたアイテムたちが集結しているというのです。正直ハードルあげあげのめちゃめちゃわくわくで突入しましたが、それでも大満足おなかいっぱいの場所でした。
入口から飛ばしている。
このように、節操なく筐体や遊具やオブジェやアニマルライドやところ構わず鎮座しています。色合いもキャラも古めかしさもセンスも最高でしかない。
だってこの黄色いテーブルにはたどり着けないですからね。置いてあるだけ。オブジェ。
楽しそうなドラえもんと悲しそうなおうま。
アーチ越しにピエロのベストショット。ほんとうに節操ない。隙間もない。絶対ひとつだけ被写体を絞れない、なにかしらの極彩色がカットイン。最高。
これちびっこにまぎれて乗りました。周りの景色を写真に納められないくらいには速かった。
パトもキティー先輩(持ってるのはミニー……?)もぞうさんも。
お母さん、お外に酔っぱらいが寝ているよ……!
現役稼働可のメリーゴーランド。ばらされていないおうま。メルヘンなのになぜか哀愁漂う。
こちらはパンダゾーンです。ちいさなおうち? の中にはくたくたのぬいぐるみがおねんねしていました。
ウルトラマンがゼロ距離で見守る滑り台は日本一安全かもしれない……
せっかく2人で乗れるのになぜか互い違いの向きなので顔を見合わせてきゃっきゃできない……飛沫対策?
歴史を感じる!! もちろん(cv:大山のぶ代)さんのドラちゃん。デモ映像で喋るのを待ち構えてしまった。1回やれば良かったかなあ。
ドラフォンの向こうに汽車乗り場があった。いざ。
大人は2人並んで乗れないくらいのサイズです。
「手」の読みやすさに配慮してスペースがとられているお願い。全部ひらがなでかわゆいです。
さっきも書いたけど全然じっくり見られない、汽車そのものを楽しむ仕様の速度。
速い。
だから速い。きりんの奥はなんだ? 木琴??
汽車に乗る前、ウルトラマンを眺めたあとにあの黄色いのはなんだ? と話していた伏線が見事に回収された。遊亀公園内でもっとも笑った箇所。ジジジジジという稼働音とともに汽車の通過に合わせて屋根が上がり、中からおとぼけくまが登場。泣くほど笑った。しかも汽車が速いからあんまわかんなかった。こんな面白いのに汽車が来ないと、しかも来ても一瞬しか日の目を見ないくまちゃんを憐れむ気持ちと、いやこれは一瞬だから面白いのでは……という気持ち。
汽車ぽっぽから戻りまして。こっちは仮免。この公園から出られないんだね。
四隅におうまちゃん。メリーゴーランドから飛び出たおうまが飾られがち。
テレアポ体験現場。怖い。
水辺もあります。これはお祭りのときに女児や男児が連れて回る光るやつでは……
これもお金入れて動くやつ! と思ったらただの水飲み場。
どこを切り取っても最高でしかない。おなかいっぱい、眼福、満足。
ゲ_ムコ_ナ_……? TwitterのIDでしょうか??
最後まで楽しませてくれます。遠くてごめんなさい。なんて素敵な場所なの。行ってよかった!! 数年後くらいにまた行きたい。