
(cf.バックナンバー→その502:山中湖周遊【撮りすぎ山梨1】 - 廃墟ガールの廃ログ、その503:大正館+α【撮りすぎ山梨2】 - 廃墟ガールの廃ログ、その504:ニューローヤル+α【撮りすぎ山梨3】 - 廃墟ガールの廃ログ、その505:【清里遠足レポート⑪~⑬】KIND HOTEL、COLLECTION HOUSE、店舗跡【撮りすぎ山梨4】 - 廃墟ガールの廃ログ、再訪:【画像大量】【清里遠足レポート】【撮りすぎ山梨5】 - 廃墟ガールの廃ログ、その506:遊亀公園+α【撮りすぎ山梨6】 - 廃墟ガールの廃ログ)

シリーズ最後の記事。副音声も一旦今回までで、普通のフォーマットに戻ります。前回の遊亀公園と、ここ杉浦医院が本命アンド本命。写真を撮りすぎたので独立記事です。

「雀のお宿 平屋 二世帯」だそうです。かわいい。入る前にこちらでまず盛り上がる。二世帯ということは2or3世代で住む必要があるということ? それともルームシェア的発想??

ではいざ尋常に。


丁寧なフォントの看板がお出迎えしてくださいます。

入ってすぐの景色。相変わらずフィルタが違うものは撮ってもらった写真です。かっくいい。いつもありがとうございます。

良い音響かせるのでしょうね。

斜め上には蝶のポスター。とりあえず「そうか、つまり君はそんな奴なんだな」って言って遊ぶ。これは世代ギャグ(?)なのか……??


札がたくさん。受付番号などでしょうか。居酒屋の靴箱を真っ先に思い出してしまう自分の発想力の乏しさを悔いておきます。

入口にずっと佇むわけにもいかないので進みましょう。

まずはすぐ右折。


調剤室。調、の旧字体がどうしてもiPhoneちゃんで出てこなくて打つのを諦めました……



圧巻の薬棚。いっちゃんはじめにここに入ってしまい、最も好奇心のあるタイミングでこことは、もう虜になる未来しか残されていない。そう広くない一室にまず心ゆくまで入り浸りまくりました。

棚を見上げれば日本藥局の極量表とやらが。薬剤師さんがこれを見ながら処方していたのかしら?





薬瓶はいくら見ても足りないことはないからね。

よくお見かけする毒藥のやつだ!

ここは杉浦先生が経営していた、地方病の治療病院跡地なので、当時のお勉強もできます。スチブナール。

三神三朗先生、は韻を踏んでいらっしゃるお名前。ありがたいお薬のようですが副作用強めだったみたいです。体の中の生物を殺すわけだから多かれ少なかれ人体にも影響はあるわよね……



ガラス、液体、お美しい。


劇薬は緑。覚えた。


当時のご様子をそのままに、なのでなんも奇を衒ったりレトロを狙ったりしていないのがよいのです。


調剤室の名にふさわしいアイテムたち。




診療録ですって。

奥の棚はカルテのような書類が詰まっていました。



公式の被写体案件(撮ってみろと言わんばかりに残留物が作為的に置かれていること)。はい、撮ります。

休診のお知らせ。かなり献身的な先生だったのですね。

だから言ったじゃないか! 入り浸りすぎだよ! まだ1箇所目だよ! ここまでで46枚。撮りすぎだよ!!

お次は応接室。應接室。これは変換できる。

まさに応接のための間、という出で立ち。まさに「先生」の作った応接のための間、という出で立ち。絢爛豪華。


数台しか世に残っていないレアピアノ。

よりも、応接室のすみっこのはしっこのほうにひっそりといるエスビーカレーの業務用サイズなのかって大きさのカンカンが気になる。

レントゲン室。んげとんれ

小さな窓のあるこの一室でレントゲンを撮っていたみたいです。いまは若干倉庫でした。

所便。

所便は普通に現役の所便でした(いい加減普通に書こうね)。

窓の鍵がくるくる式でした。窓枠から長鍵が突き出ているようです。かわゆい!

診察室。ここが1番大きいお部屋でした。なんせ診察ですからね。

窓が大きくて、光が差し込む設計です。


ナーロン。



ハサミ、銀のバット、薬瓶、ビーカー、シャーレ、フラスコたちが光を反射してじっとしている。美。

院長先生の机かしら。


机の右隣にはフィルム? レントゲン? の束が。リバーサルフィルムみたいで褪せながらも色が残っていました。


効率よくお仕事のできる配置なのでしょうね。



メガネもお洒落です。


憎い配置と色味。


カルテ入れかしら? あいうえお順で書類管理もばっちり。

すんげー取っ手が長い蛇口。かわゆい。


昭和にかかる電話。

顕微鏡はNikon。下敷きのお花レースに目がゆきます。

なにかのスタンプとインク台が引き出しに閉じ込められていました。

ラジオはVictor。ピアノ同様希少価値がありそう。



これは何かしら。除菌やら消毒やらするのかな。

みずまわり。

嗚呼、退廃美のある透明。素敵です。これはお写真を撮った人のセンスが良いのも理由ね。わたしが撮ったんではないのです。


ひたすらに綺麗な光。



手術室だけ原本がないようです。

くるくるちゃんシリーズその2。よりアンティークキーの感じがあります。かわゆい。


教養の本棚と、シックな明かりと、棚の上には蛍光灯の替えが置いてありました。


わあ。タイピストになって早打ち大会に出なきゃ(?)。1度使ってみるのが夢です。



奥に年表や先生の当時使っていたアイテムたちが飾られていました。

くるくるちゃん鍵その3。めいっぱい出でいます。1番鍵の様相。かわゆい。

そして。お2階は軽く覗いたのみですが、展示があったり、おそらく映像を見ることができたり、講演会があったりしそうでした。畳が長く続いていた。

外。


ナンモト? fンモト? ほんとうは他にも杉浦先生のコレクションされていた漆器などの飾ってある(というか置いてあるというか。ごてごてと飾り立てない展示の仕方で好きです)蔵も見たし、建物裏手からの崩れ具合も見たけど写真はここまで。楽しかった……旧相川拘置所(その373: 【画像大量】旧相川拘置支所【1年越し佐渡4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)や安積高校(その400:旧福島県尋常中学校本館【400記事】 - 廃墟ガールの廃ログ)を思い出す。行けて良かったです。
写真撮りすぎた山梨もこれにて終了。一旦帰りましょう。