*基本データ
場所:千葉県長生郡長柄町皿木(ちょうせいぐんながらまちさらき)
行った日:2023/02/11
廃墟になった日:2011~2014年頃
詳しく:大型客船の形のラブホテル。1983年頃に開業後、1度リニューアルされている。船尾部分がフロント、全11室。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
生まれ育ったチーバのドライブです。畑に浮かぶお船が見えてきました。(cf.バックナンバー→その541:未成ホテル【バースデー千葉1/8】 - 廃墟ガールの廃ログ)
客室ひとつひとつが船になっているものもあれば(その517:シルクロード【爆走海道1-2/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)、こちらは全体でひとつの大きな船。営業していれば立派な昭和ラブホだと思うので、現役の頃でも気になる建物であることに間違いありません。
うれしいウォシュレット付きです。「他」にはなにが含まれるのか気になるところです。
船のラインが見えます。入口から近いので、こっちが船尾でしょうか。フロントがあるようです。
撮っている廃墟ガールが撮られていたものです。船頭部分に移動してきました。
バックヤード感ありあまる1枚です。従業員出口の眺めでしかありません。ただ、木々がなぎ倒されて轍のようになっています。入ってはいけません。
別角度から見ると、お船の化けの皮(?)が剥がれています。これでは沈んでしまいます。
異次元から座標移動させられた船のようです。近くにダムがあって、そのダムができた当時に観光客を狙って造られたお船なのだとか。ダムの観光、というのがあまり振るわずに、この景色となってしまったのでしょうね。
行ってみたかったです。
*おまけ
おまけは、千葉でまあ近くまで来たら行っておいて損はないのでは、の場所です。実は初訪でした。
有名な2階建てトンネルです。さまざまなかたが写真をあげていらっしゃるので、写真通りの迫力と神秘を実際に感じることができます。知らなかったこととしては、ここは停車禁止のだけで通行禁止ではなく、車がぜんぜん通ります。運転側もはみ出て写真撮影する人間が邪魔でしょうし、観光側も車を危ないと思うはずです。安全には十分に注意して進まねばなりません。
上の穴と下の穴でそれぞれ○○トンネル、の名前が別についているのだそうです。この2段部分以外にも、広いトンネル上部にはいくつか空洞が空いていました。「2階トンネルを通る車の退避場所だ」とか言って騒ぎましたけど地形的な特徴かと思われます。
基本、自然物より人工物を見ることのほうが好きですけれど、面白い景色でございました。