*基本データ
行った日:2024/05/04
廃墟になった日:1980年よりも前
詳しく:銀杏丸。所有法人が海岸に置いたまま解散したためこのまま放置となっている模様。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
浪漫物件ナンバーワンかもしれません。 (cf.バックナンバー→その638:踊石新町公民館&サンライズ【ゴールデン長崎1/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その639:【メルヘン村メルヘン村メルヘン村】十文野減圧井&坂【ゴールデン長崎2/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)
かなり朽ちた廃船が、入江にふよふよしています。いままで船の形の廃ラブホ(その542:ホテルピア【バースデー千葉2/8】 - 廃墟ガールの廃ログ、その517:シルクロード【爆走海道1-2/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)や廃船を使った防波堤(その516:武智丸【爆走海道1-1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)はお目にかかったことがあります、まじもんは初めましてです。
なんと……凄まじい景色です。よくぞこんな姿のままでいてくださっています。
映画のセットと言われても信じます。穏やかな波とバックの自然もそれを手伝っています。
この写真の背景のとおり、入江の地形? だからか、車が停めやすいからか、真相はわたしではわかりませんが、釣りをしにこの近辺まで来ているひとが多かったです。船付きとはとんでもない釣りスポットです。
いろんな角度から見回してしまいます。かっくいい……ため息です。
東京都、と読めます。にしても、物理的に大きな資産って手に入れるのも管理も手放すときもやはり手間も大きいわけですね。
そんな背景は抜きにして、正直20年以上もこのまま風化しているわけなので、当然ばっちいお船だと思うのです。たぶん触ったら手は汚れるでしょうし、爪でぎりぎりやれば塗装が剥げると思います。船底や海面下の部分だって劣化でいろいろと汚くなっていると思われます。ただ、静かな並にたゆたっているお姿だけ見れば、自然と汚いとはまったく感じませんでした。ゆっくり上下する錆びた鉄の塊をずっと眺めていたい気持ちになるのでした。こんなときに神秘、と使うのかな、そうなるのでした。
ごちそうさまでございました。
*もうひとつ
あまり写真が撮れなかったのですが社員寮もみにゆきました。
立派です。
暗証番号を押すナンバーキーの蓋が開いています。番号押し放題ってことでしょうか……
横にも長い建物です。
ちなみにここ、下のおまけ欄に出てくるグラバー園のすぐ近くです。休日、なんの公共交通機関も使わずにグラバー園へお散歩に行ける立地。侮れません。
あまり見ないクローバー柄も近くで見つけました。型板ガラスはいつ見てもかわいい。
さらにご近所の建物です。かわいらしいおうちなのですが、その手前に注目します。
その626:里乃匠 - 廃墟ガールの廃ログを彷彿とさせるトマソンフィーバーでした。
*おまけ
おまけは廃墟以外のそのたもろもろです。ちゃんと(?)観光もしました。大浦天主堂、おもしろくて1時間以上滞在してしまいました。
グラバー園も行きました」
なんだこいつ。
洋館は灯りが素敵と相場が決まっています。
前回長崎に来たとき見つけたかわいい喫茶店。🐞
長崎のバスはユニークな形のお知らせ板に路線図が貼ってあります。
そして……その448:きっちんせいじ【バースデー長崎1/7】 - 廃墟ガールの廃ログで見て感激したきらきら星座の電話ボックスですが、冬の星座は駅前工事に伴い撤去されてしまっていました……なんと……ぶったぎられた歩道橋トマソンしか残っていらっしゃいませんでした。
四季のはずなのにもう春の星座オンリーになってしまいました。前回は夏の星座を見つけられなかったのですけど、もしたしたらどこかに現存しているのでしょうか。なんとしてでもここだけでも残していってほしいものです。