廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その6:屋久島のバルブ群生

 

*基本データ
場所:鹿児島県屋久島市(鹿児島空港から飛行機or元港新町etcからフェリー)
行った日:2014/12/26
廃墟になった日:不明
詳しく:メインストリートをドライブしてると現れます。

 

http://ferryyakusima2.com

https://www.tykousoku.jp

 

 
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★★★☆
入りやすさ:★★★★★
 

 

*あれこれ

 

屋久島、どこも寄り道しなければメインストリート1周2時間でできるらしいです。

 

ちゃんとした廃墟ではないですが、せっかく行ったにも関わらず屋久杉を1ミリも視界に入れず廃れた建物ばかり見ていた思い出をメモしておきます。

 

もちろん電車はない車社会の屋久島ですが、島内には有料駐車場が1箇所もないそうです。

 

駐禁(この場合の駐禁は道が一通並に細いとか、箱根ターンパイク並にひん曲がってるとかの道のこと)でない限り、停め放題。

 

(余談ですがその5で紹介した日立市http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/07/23/125649はハイパー駐禁スポットです。お車で向かう際は充分お気をつけください)

 

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だから山の中にある立派なバルブ群も、車から降りて撮ることができるのでした。

 

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屋久島といったらなんといっても神聖な場所ですから、怖さはないです。

 

なんてかわいらしいバルブなのでしょう。

 

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iPhoneに画像があまり残っていないのですが、世界遺産ももう少し廃れてます。

 

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わたしは行き飛行機で、帰りはフェリー屋久島で帰りました。

 

このフェリーがすごくて、機体自体は年季が入ってるけれど、設備がとてつもないのです。

 

軽食屋、カフェ、貸本屋(図書館)、ゲームコーナー、劇場、浴場、洗濯室、売店

 

と、まあやってないものも含めて、列挙だけ見ればどこの豪華客船? レベルです。

 

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完全に各セクション立ち入ってはばしゃばしゃ写真を撮りを繰り返し、フェリー>屋久島の旅でした。

 


*おまけ

 

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#海きれい #屋久島 #感動した #次は彼氏と来たいからがんばる

 

みたいな風景ももちろん揃ってます。

 

ハッシュタグってこんな?

その5:廃団地【茨城県日立市】+α

 

*基本データ
場所:茨城県日立市
行った日:2014/06/01
廃墟になった日:不明
詳しく:

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このへんですが正確な場所が分かりません‥‥すみませんm(_ _)m
 


*評価


怖さ:★★★★☆
廃れさ:★★★☆☆
入りやすさ:★☆☆☆☆

(+αのぶんを加味した評価です。)

 


*あれこれ

 

日立市廃墟のメッカです。

 

写真が残っていないのですが、他にもいくつか、廃団地には遭遇しています。

 

(廃じゃない団地もたっくさんあります。日立市人多いです。)

 

日製――日本生命ではなく、茨城の「ニッセイ」は日立製作所です――関係の工場が多いのが関係していると思われます。

 

そうはいっても区画整理や老朽化の余波を受け、廃業した団地が多いのです。

 

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これは、もう取り壊されているかもしれませんが、小木津(おぎつ)付近の廃団地です。

 

日立市って縦に長く、水戸から30分くらいのところから、高速で行かないと行けないようなところまで様々なのですが、一貫して坂道がうねっており、廃ログその1で紹介した尾道(http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/07/19/224728) を彷彿とさせるような地形をしています。

 

その中にきれいなオートロックマンションから、日製のオイルまみれの工場やら、団地街やら、なんと遊園地! まで、最新とノスタルジックがごちゃまぜになったとても趣ある場所なのです。(余談ですが、遊園地といえば富士ガリバー王国にもいつか行ってみたいです。まだ残っているのか不明ですが。)

 

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21時の、観覧車の灯が消えるその瞬間はなんとも切ないです。

 

からの、静寂と暗闇に包まれた空間をじっと見つめていると、斧や銃を持った着ぐるみのピンクうさぎが現れそうな気がしてなりません。

 

カオスな街、日立です。

 

 

*おまけ

 

小木津の近くにはトンネルというにはあまりに狭い、水路兼通路があります。

 

 

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歩行者と自転車はこの奥を水のざあざあいうなか、行き来できます。

 

 

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これこそ中でゾンビに襲われそうなムード満点です。夜道には気をつけましょう。

その4:県営釜神町アパート跡

 

*基本データ


場所:茨城県水戸市
行った日:2014.03.29~2017/07/16
廃墟になった日:不明
詳しく:水戸駅から銀杏坂を歩いて、京成百貨店を過ぎたら左折、道なりに歩いて坂を下るとある。近くに住んでいたことがあって、隙あらば行っていたため上記日付はアバウト。
2022/01/15追記……2021/12/18訪問分追加。

※2023/02/16追記……2022/11/12訪問、ついに解体。悲しい。

 


*評価


怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
入りやすさ:★★★☆☆
 


*あれこれ

 

水戸市に2年間住んでいましたが、茨城の廃墟の頻出度合いといったらそりゃもうとてつもないのです。

 

 

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駅からの道中です。地名の看板へしゃげてます。

 

引っ越して早々、散歩の果てに見つけたのがこの廃団地。

 

 

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正確には人が住んでいないのは丸で囲んだ手前の棟だけのようです。

 

ちなみにここの住所は備前町なので、釜神町というのは旧名でしょうか。

 

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暗い写真しかiPhoneに残っていませんが‥‥外観です。

 

実は、廃墟にも関わらずここ4年でも僅かな変化を遂げています。

 

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これは2014/03/29の写真。手前の棟です。

 

はじめて巡り会ったとき撮ったものです。

 

無造作に置いてある植木鉢に生活の香りを感じますね。

 

 

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しかし、この間(2017/07/16)ひやかしに行ったときの様子がこちらです。

 

逆アングルですが、部屋への入口になる階段への部分に板が打ちつけられていました。

 

 

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廃墟は解体か立ち入り禁止の末路を辿ることが多いですが、廃墟ガールになるには管理の強弱の兼ね合いと常に駆け引きする必要がありますね。

 

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見上げたアングルです。

 

わたしはどちらかというと軍事廃墟より居住跡地のほうがそそられますので、身近にある廃団地は特に足を運びやすいジャンルといえます。

 

そうでなくとも団地って、決して広くはない空間でいかに暮らすか、ものがひしめき合う感じがとても好みです。

 

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*おまけ

 

県庁所在地の駅前ですらこれです。

 

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地方の課題といっても良いでしょう(急に社会派)