*基本データ
場所:東京都豊島区目白5丁目
行った日:2018/03/21
廃墟になった日:2018/03/20
詳しく:
閉業。地元に愛されたお寿司屋さん。上記日程に火災が発生し廃墟化の運びとなった。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
超芸術トマソンのように細分化されているかは分かりませんが、廃墟にも種類がある気がします。
蔦などの植物系、雪崩系、シースルー系、そのまま系、ホラー系、云々です。今回は燃え系の廃墟メモになります。
時系列としては雨桜と同日となります。(cf.寒かった春の日→その80:住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログ)
火災発生からちょうどひと月経ちましたので、こうして眺めたときのことを思い出しながらiPhoneぽちぽち――もはやボタンを押しませんので、このオノマトペは不適切ですね――している経緯です。
この道は踏切を渡ってしばらくしたところなのですが、どうも焦げくさく、どす黒い塊のような匂いが充満していました。踏切すぐのところにパトカーも停まっており、ただならぬ雰囲気がはじめからありまして、そうして納得のいくブツと対面しまして、そういえばお仲間であるその75の近くにも漂っているにおいだと、気づくのです。
(cf.燃え系お仲間→その75:そば武蔵野&あい菜家本店跡地【観察日記】 - 廃墟ガールの廃ログ)
撮影時は事後1日しか経っておりませんで、燃えたての、まだ廃墟として定着していない、ふわついた雰囲気があります。これこそ刹那的です。
溶け、煤け、焦げ、捲れ、外れ、一切の必然を伴わず、人工物のはずなのにこんなにも自然としていて、なぜこんなにも矛盾したベクトルがぶつかりあうと、異様な魅力が生まれるのでしょう。
クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)
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別に殺して解して並べて揃えて晒してはいません。
絶妙な位置にいる看板の枠組みと、とばっちりをくらった標識がポイント高めです。
正面です。画面やや左下になぜか災禍を逃れた生たまねぎが置いてあります。
雨が、よく入ってきますね。
ストリートビューですと、現役の頃のお姿が拝見できました。きっと古くからあるお店だったのでしょう。ひと月経って、これらの写真からまた様子を変えているかもしれません。
*おまけ
ひさびさに見ました。オンリー遊具公園です。この遊具の名前はなんというのでしょうか。