*基本データ
場所:東京都東大和市桜ヶ丘2丁目(多摩モノレール「玉川上水」駅から歩ける)
行った日:2019/08/18
廃墟になった日:1993年
詳しく:1938年建設、航空機のエンジンを作っていた立川工場敷地内の変電所。近くにあった発電所から受電した電気を変電して工場内へ供給していた。1995年に東大和市の史跡に指定される。日によって変電所内一般開放もしている。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
玉川上水、といえば太宰治しか連想できないくらい、縁のない場所だなあと書き出そうとしましたら、びっくりその173:日の出ストアー - 廃墟ガールの廃ログにまるっきし同じことが書いてありました。まだまだ東大和市とのご縁は薄味のようです。
廃墟ガールはドクターマーチン過激派です。スニーカーも仕事以外のパンプスも持ち合わせておりません。何足も持っているのではなくて、他の靴を持っていないのです。最近は日の出ストアーのおまけにある黒いマーチンくんの出番が多かったのですが、この日は久々に牛の血色8ホールでした。
長閑な公園にやってまいりました。この日は35℃くらいの猛暑で、じゃぶじゃぶ池と評した大きな水たまりでちびっこがじゃぶじゃぶはしゃいでおりました。
「わたしたちもじゃぶじゃぶしてえ‥‥」「そばで見てる親御さんに通報される」などと騒ぐ今回のお供は高校のときのおともらちです。実はその43:メタボ広沢 - 廃墟ガールの廃ログを一緒にお散歩してくれました。2年ぶりの再会です。
湿度が高く動きのない重ったるい空気がまとわりつき、不快な暑さの1日でしたが、写真ではそんなこと微塵も感じさせません。
かわいらしい小屋のような長方形です。外階段で2階へはアクセスするようですね。
戦火を免れいまだ建っている背景を考えると、とても保存状態が良いのかと思います。
右端に説明が書かれた看板があり、それを撮ろうとしてシャッタを押してしまったであろう謎の1枚。突然『 バグズライフ』目線に
確かに憩いの公園ではありますが、ボールや石を投げてはいけません。そしてあと1日ずれていれば、中まで入れたのですが(写真○)、下調べをまったくしない廃墟ガール、残念です。
壁に広がる無数の丸い跡はB29の砲撃痕なのだそうです。それでも、こうしてしっかりと残って、建っています。
離れて横と裏を見にゆきます。送電や変電の関係でなのか、地面には明らかにオブジェではないアイテムたちが顔を覗かせていました。
間隔も向きも規則性を見いだせず外国の墓地のような趣があります。(cf.外国人墓地→その52:住居跡【横浜市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
公式に保存されている軍事施設跡地でございました。次は近くのこれまた軍事廃墟(?)です。
*廃墟残
残りストック:12
*おまけ
本文と関連したおまけが思いつきませんでさいきん美味しかったものを貼っつけておきます。キハチの出しているフルーツポンチ瓶です。いただきものです。赤のほかにももう2色くらいあるそうです。シロップは大好きなマスカットのリキュール「MISTIA」で割りました(このMISTIAは今年3本目)。おいしゅうございました。