*基本データ
場所:千葉県野田市蕃昌新田266
行った日:2020/01/01
廃墟になった日:2004/06/20
詳しく:かつて他店舗展開していたゲームセンターのブランド。ムー大陸自体も2017年にムー大陸稲毛店が店名変更したのを最後に消滅。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★☆☆☆☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
前回、実家の車を走らせ野田市にやってきた廃墟ガールです。(cf.前回→その253:ジャスコドライブインシアター【NOA】 - 廃墟ガールの廃ログ)
まだ野田におりますので近くをまわってみましょう。六角形の、宙に浮いたような形をした赤を見つけました。
UFOのようです。
かつては何店舗もあったゲームセンター「ムー大陸」になります。確かにまだ廃墟ガールがちゃんとガールだったとき、もう少し近所にあったような気がしなくもないくらいの馴染み具合です。ゲームセンターといえばポップンミュージック、ガンシューティングゲーム、マジックアカデミーなどが好きでした。メダルゲームも好きです。
まだ新しげな赤をしています。(cf.ゲーム→その137:ゲームインABC - 廃墟ガールの廃ログ)
前々からそうなのか知りませんがフェンスでぐるりされており、全貌はなかなか撮れません。バックヤードの螺旋階段はすごく愛らしいアクセントになっています。(cf.螺旋→その178:神宮前隠田区民会館 - 廃墟ガールの廃ログ)
コード類はばっちり廃墟の体をしています。外装の赤が鮮やかだったため閉店後15年経って色褪せてもなおこの色、ということでしょうか。
ゲームセンターでなかったとしてもこの個性的なデザインであれば街のちょっとした珍スポットになったこと請け負い、ともとれますし、この個性的なデザインはゲームセンターのような遊び心満載のアミューズメント施設だったからこそこんなマッチしていた、ともとれます。
このまままた15年取り壊されないでいたら、どんな赤色になっているか気になるところです。
*廃墟残
残りストック:7
*おまけ
おまけは市は違うものの同じ千葉県内の平屋借家物件です。
わたしはこういう平屋の賃貸が何軒か並んでいるような物件にとても興味があります。23区内ではまず見られませんし、実家のある千葉でもどんどん取り壊されている気がします。横に造るより縦に造ったほうがたくさんの人間が住めますし、おそらく木造が多いので一斉に老朽化や安全面を考慮しての建築計画、または同じような時代に建てられた各地の平屋の住人たちの高齢化により手放しが頻発している、そういうことでしょうか。
それと廃団地と同じで、決して広くはない画一の空間を、各々の住人がめいっぱいに工夫して生きやすいようにしている様子が見えるのが好きなのです。同じ間取りのはずが住む人によっててんで表情が違うのです。長年住んでいて賃貸なのに自身の分譲のように改造がしてある部屋、大家族で細かく空間を区切ってある部屋、築年数のある程度いっているとは思えないほど綺麗に飾ってある部屋、など、これらは廃墟でなくとも見て想像して楽しむのが好きなのです。
きっと不便なことも多くある物件なのでしょう。ただ、1度住んでみたいな、とも思います。
(cf.平屋→その79:住居跡【松戸市】 - 廃墟ガールの廃ログ、その187:住居跡【千葉県千葉市】 - 廃墟ガールの廃ログ)