水戸に住んでいたくせによく今まで記事にしてなかったなと入るツッコミを真摯に受け止め、ついにやってまいりました。早く書きたいテンションになったためハイペース投稿です。
*基本データ
行った日:2018/04/28
廃墟になった日:1987年8月
詳しく:超有名物件。水戸市の歓楽街に堂々オープンしたソープランド。敷地面積600坪、5階建て、総工費8億円。価格設定が割高であること、不法移民の労働により4月のオープンからわずか4ヶ月で閉店。なお、2012年時点ではバリケードがなく店内へ入ることが可能だった模様(勝手に侵入している可能性もあり)。
アーガイル柄のところ。
※2019/08/12更新‥‥2019/07/27晴れの日再訪、写真追加(最下)
※2022/01/15更新…2021/12/18ついに解体。
※2023/08/29講師……2023/07/08撮影、リニューアルオープン!
*評価
怖さ:★★★★☆
廃れさ:★★★★☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
普段あんなにGoogle先生のスクショを貼ってお茶を濁している*詳しくの欄がご覧くださいこの充実ぶり。天下のクイーンシャトーへやってまいりました。
中まで入れたらさぞ楽しかったろうなと後悔しております。もっとも、入れるような地位と建物状況にあったところで、廃墟ガールとか名乗るマーチンと帽子と古着に身を包んだ「え? ガール? ババアの間違いではなくて?」と思わざるを得ない姿をしたガール(譲りません)がソロ参戦するには、ここは難易度が高すぎます。
こちらです。
65歳のおじいさまの生い立ちを聞いていましたら思ったより時間が経っておりまして、若干黄昏時に入っているようです。(cf.おじいさま語る→その93:加納合名天王町ビル+α - 廃墟ガールの廃ログ)
クイーンシャトーの特集をしているブログはきっと星の数ほどございますので、廃墟ガール的視点でお送りいたします。
お散歩したのは夕方16時頃、現役のお店のキャッチお兄様がうじゃうじゃ立ち構えている天王町、各店舗前にて訝しげな視線をあてられつつも、負けずに歩くミッションからです。
横です。駐車場からの眺めとなります。
もう少し明かりを集めて、植物のわかりやすい色合いが撮れました。恐ろしいほどの緑ですし、片田舎水戸市の駅前以外にこんな背の高い建物が突如現れることに面食らい、感想が矢継ぎ早に浮かんで脳内が忙しくなります。
現在では別のお店のお兄様やお姉様の駐車場となっていました。
まずここにいるひととのやりとりから、クイーンシャトーは始まるのでしょうね。宝くじ売りの露店よりふたまわりほど大きな空間、テレビは別からの持ちこみかと思われます。テレビよりまず扇風機かエアコンが欲しそうですから‥‥。
閉店してからも天王町のクイーン様がこの地域を見守っておられます。
正面です。この板さえなければ、せめて入口の造りなどは見えたかもしれません。窓をひとつひとつ見てみるとガラスの生き残っているものないもの廃墟化してから個性が与えられており種類豊富です。
赤いブロックがあるので、ここが入口跡と推測できます。
脇です。緑が強めです。この建物があることで駐車場が日陰になるほどの迫力、8億かけて造っただけあり、入れなくはなっていますがまだまだ水戸市の風俗街のシンボルでございます。
他にも明らかに潰れて数年経っている店舗跡がいくつか見受けられまして、眺めるのとチラ見との激しい葛藤の末、そろそろ暗くなってきたことと増員されたお兄様方の刺さる視線を鑑みてすごすごと撤退し、今回の水戸探索を終えることとなりました。
とんでもない場所に以前住んでいたなと再認識いたしましたとさ。
*おまけ
おまけに貼る画像が特に思いつかなかったときはやっぱり歯みがきガムです。このCM大好きです。