その227:【プチ冒険×廃ログ】晴和荘【北千住さんぽ2/4】

*基本データ

場所:東京都足立区千住宮元町(尾道駅から歩ける)

行った日:2019/09/22

廃墟になった日:不明

詳しく:

このへん

*評価

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:★★★☆☆

見つけやすさ:★★☆☆☆

*あれこれ

『ふと思い立って、プチ冒険』の地図子さん(id:chizuchizuko)と、北千住をおさんぽしています。(cf.バックナンバー→その226:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【北千住さんぽ1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)

廃墟好き界隈、地図好き界隈の特色などわいわいお話ししながら、小路を歩き川沿いを歩きしていますと、遭遇いたしました。

ゆるやかなカーブの道路に沿って、2棟の｢荘｣が潜んでいます。

写真左側の棟は大家さんのもののようにも見えました。水彩絵の具で地の色を塗ったあと茶色や黒や緑を叩き滲ませていったかのような、アナログな色合いです。こんな壁、風合い、はじめからは絶対作り上げられないでしょう。

｢ちょっと撮ってってもいいですか？？｣とうきうきする廃墟ガールを地図子さんが撮ってくださいました。たまにこのブログにはiPhoneを構えるわたしと廃墟の写真が登場します。地図子さんもその素材を作ってくださったのです♡ ありがとうございます。

これ、特命係の入口で見るやつですね。出社したらひっくり返すやつですね。

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(家族が好きでわたしはにわかですがたまに見ます。小野田官房長官が好きです。右京さんと回転寿司に行くシーンが好きです。)

荘自体への入口には、貼り紙がしてありました。なにかお問い合わせしたいことのあるようです。(cf.貼り紙よ届け→その21:ワールド会館跡地【not 45 but 55】 - 廃墟ガールの廃ログ)

むき出しの側面へずれていきましょう。

時代を感じる物件は個性的な窓が多いように思います。(cf.その59:住居跡・店舗跡【新宿区】 - 廃墟ガールの廃ログやその80:住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログ)

おそらく階段途中であろう1位置の、幅いっぱいに横長い、いつ最後に動かされたのかまったく予想のつかないような窓、というか引き戸、これが目を引きます。用途があるのか飾り窓なのか、気になります。

まあそれはそうと、なぜか窓外にぶら下がる片手鍋のほうが目を引きに引くのですが。さびつきからして長い間ここが定位置になっているのでしょう。昔ここに寄宿していた貧乏学生がキッチンのない部屋でどうしてもお夜食を食べたくなり、ガスコンロで鍋ラーメンを作ったものの、洗面所で洗ったあと乾かす食器棚がなく、針金でこさえた即席物干しにぶら下げて水を切っていた代物が、卒業引越しとともに置いていかれ、忘れ去られた、みたいな感じでいかがでしょうか？ (？)

(cf.勝手に設定→その186:【画像大量】アドベンチャーランド跡地【ジャパンスネークセンター】 - 廃墟ガールの廃ログやその197:【板橋区】廃アパート【お知らせがあります】 - 廃墟ガールの廃ログ)

ここまでしか眺めることはできませんでしたが、裏手もなかなか趣がありそうでした。

鍋や窓の妄想をめいっぱいして、まだまだお散歩は続きます·····！ ちなみに北千住駅に地図子さんと集合してから、ここまでで1時間45分が経ちました。どこにも座らず、ぶっ通しで歩いています。まだ歩きます。

*廃墟残

残りストック:2

*おまけ

こちらは廃墟ではございませんが、特徴的な壁面が面白く撮った1枚です。

わかりやすい車庫です。書体が少女終末旅行ですね。(cf.その178:神宮前隠田区民会館 - 廃墟ガールの廃ログ)