*基本データ
場所:東京都板橋区高島平6丁目(西高島平(にしたかしまだいら)駅から歩ける)
行った日:2019/11/09
廃墟になった日:不明
詳しく:隣接した2軒の居酒屋がどちらも閉店している状況。駅から徒歩0分。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
『ふと思い立って、プチ冒険』の地図子さん(id:chizuchizuko)との板橋散歩、これにて大詰めです。(cf.バックナンバー→その241:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【板橋区散歩1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その242:【プチ冒険×廃ログ】きのした商店【板橋区散歩2/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その243:【プチ冒険×廃ログ】高島第七小学校跡【板橋散歩3/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)
東武練馬駅に集合しスリバチ地形をのぼりおりし、暗渠を2本めぐり、高島平団地まで来ています。
水色の空は赤らみ、徐々に色を落としていきます。そろそろ写真は撮れなくなりますね。お開きにしましょうか?
いえいえ、地図子さんと廃墟ガールには途中棄権の考えは一切ございません。こんなに暗くなっても、まだまだお散歩です。相変わらずお喋りもやみません。夜の道路、綺麗です。
そして都営三田線の最果て、「西高島平」駅に到達しました! 地図子さんのお話によると、埼玉県民が自転車でここまで来て、始発で都営線に乗って都内の企業まで出勤するケースもあるのだとか。池袋のように、都営線は県民によって支えられているかもしれません。わたしの出身地も県ですが、都営線の終点になっています。
こちらは駅に併設した建物の眺めです。超優良物件かと思われますが、この有様でした。
興奮に任せて写真を撮っていたようで、即真逆アングルのショットとなりました。ともかくシャッターがあります、ということが分かります。(cf.シャッター→その210:住居跡【世田谷区】 - 廃墟ガールの廃ログ、その232:コンクリート遺構【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログエトセトラ)
シャッターの上部両脇に構えられている突起に、お店ののぼりをかけていたのでしょう。
中も覗きましたら、黄色と黒の細長い棒がたくさん積まれていらっしゃいました。今は飲食店としてではなく、倉庫的に使われているのかもしれません。高島平のみなさんは嗜好品よりも安全第一、という堅実さをお持ちことなのでしょうか。(何もかも違います)
お隣へ移りましょう。こちらのほうが、かつての手がかりがよく残っておいでです。
前回北千住をお散歩した際は「江戸前寿司」と看板に書いてある店舗跡を観察しましたが、まさかこちらも店名が「大衆酒場」、ということはないと思いたいものです。普遍性が止まりません。(cf.江戸前寿司→その228:【プチ冒険×廃ログ】店舗跡【北千住さんぽ3/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)
ご立派な門があつらえてございました。この瓦の色、なかなか見ない色です。
その243にあったへびさんの暗渠遊具のように曲線美と浮遊感が美しいコードはこちらです。(cf.コード雑技団→その185:忠治庵【群馬県太田市】 - 廃墟ガールの廃ログやその234:荒木商店【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログエトセトラ)
こんなに暗くなっても自身の好きなものに一直線のわたしたちでございました。
そして、フォントのかわいい駅構内に入り、都営地下鉄の始発点は地下ではないことを実感し、13時に集合してからへびさんに一瞬座った以外、はじめて、腰を落ちつけたのでした。この日も歩数は2万歩超えです。地図子さん、今回もありがとうございました♡♡
*廃墟残
残りストック:3
*おまけじゃない
そんな、わたしが廃墟で立ち止まろうとも、怪しい物件に近づこうとも、怪しくて違ったときに温度低く話そうとも、と思いきや鉄塔やアイスや目の前のものに気をとらわれようとも、大爆笑して受け入れてくれる優しき美女地図子さん、なんと年明けに個展を開かれるそうです!
詳細はこちらに書かれていらっしゃいます。(地図子さん、この記事で良かったですかね)ご予定合う方、ぜひぜひ足を運んでみてくださいませ。廃墟ガールもどこかでひっそりお邪魔するかもしれません。