*基本データ
行った日:2019/11/23
廃墟になった日:不明
詳しく:ホテルルビーと読む。緑に囲われ営業はされていないが、管理はされている。
ココ
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
突然ですがなんばにいた廃墟ガールです。関西圏といえば京都(その42:住居跡【京都府京都市】 - 廃墟ガールの廃ログ、その164:光華寮【真冬京都1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)や和歌山(その12:【ラピュタ島】友ヶ島【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ)は記事にしたことがありますが大阪府はその際も経由地として使っただけでした。賑やかぎゅうぎゅうわいわい濃厚な土地のイメージがある大阪、その中に廃墟があるなんてギャップが大きそうで、わくわくします。
ついでにこの日、東京は大雨で、ろくに天気予報を見ずよく洗濯物を雨ざらしにしてしまうことに定評のある廃墟ガール、大阪ではこんなに大きな傘を持っているのが肩身狭くなるとは知りもしませんでした。
じゅうさん、ではないようです。そう、と飲むようです。やはり地元には地元の難読地名、ということのようです。
某大型商業施設と名前はおろかフォントや色づかいまでクリソツのラブホ入口を見かけながらずんずん進みます。
角地の銀色がすでに当該物件です。後ろのローマも気になりますが、ルビーを観察しましょう。
まずこちらの角度ですが、あまりラブホテル感はありません。
ただ壁をかけぬける緑のカーテン、枯れた蔦の悲しげな茶色、かつて管理する者たちが使っていた出入口に値するドアが一切管理されていないことより、廃れさを感じることができます。
自動ドアがはまっていたげな構造です。なんとなくその205:店舗跡×2【クイーンシャトー近く】 - 廃墟ガールの廃ログを連想しました。人目を憚るのに演出として葉っぱカーテンがあったのなら、それもまた個性となるのかもしれませんが、足元の枯葉の集合などを見るにこの緑は自然発生でしょうし、やはり人の手が加えられなくなってからの時の流れ、ということになるのです。
ノブをなくしたかっての入り口には、まったく詳細の背景は知らない「パトロールカード」というものがお札かのごとく貼りめぐらされていました。なんでしょうか。
こちらがエントランスです。このひらひら、ロゴ、そこまでラブホ特有の奇抜デザインではないものの、裏面から比較すると十分個性が出ています。(cf.地方ホテル→その97:ナポリの太陽【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ、その130:ファッションホテル パステル - 廃墟ガールの廃ログ、その159:ホテル京都「&」 - 廃墟ガールの廃ログ、その160:「&」ホテルスイス - 廃墟ガールの廃ログエトセトラ)
頭上はすぐにエレベータが伸びているのでしょうか。この縦に繋がりのある窓の部分、そうみえます。
PARCOよりも洒落たロゴです。
現在は人間ではなく、三角コーンや白い植木鉢? 椅子? に大人気の店舗となっているようでした。
*廃墟残
残りストック:2(よく考えたらピンチです)
*おまけ
そもそも、なぜ日帰りなんて弾丸スケジュールを組み、大阪へ向かったのかといいますと、はてなブログを介してお知り合いになった3名の方とお会いするためでした。わたしのはじめてのオフ会? はその105:住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログでしたが、こんなにみなさん良くしてくださるとは、ほんとうに感謝しかございません。大阪にてお会いいただいたKONMA08(id:konma08)さん、くお(id:cuLo)さん、うにげ(id:U4Q)さん、改めてお礼申し上げます。ほんとうに楽しくて笑ってばかりで帰りたくないひとときを、ありがとうございます。
ほかの方が書かれたものも貼っておきますので、ぜひご覧くださいませ。
到着してからは電車を乗り継ぐか廃墟をお散歩するかしかしていなかったので、無事にThe大阪を堪能することができました。
文学フリマ福岡の際にもしましたが(番外編:廃墟短編集【文学フリマ福岡】 - 廃墟ガールの廃ログ)、恒例「その場にいた者しかわからないを散りばめたおえかき」をここにも貼りつけておきます。四隅にいらっしゃるのがみなさまです。お好み焼きにはじゃがポックル串カツレジン殺人事件北海道では柑橘系の実がならない大柄な男性とGどちらに会いたいか前方後円墳は鍵穴かてるてる坊主に似ているなどなどが映っております。とても楽しかったです、ありがとうありがとうございます。