廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その246:ニッコーカメラ【お知らせがあります】

 

 

⚠︎1番下にお知らせがございます。お時間ございましたら、最後まで読んでくださいますと嬉しいです。

 

 

*基本データ

 

場所:大阪府大阪市中央区難波4丁目(なんば駅から歩ける)

行った日:2019/11/23

廃墟になった日:2013年頃か

詳しく:40年以上営業していたカメラ屋さん。2018年に台風の影響で半壊。所有者が分からず取り壊しが難航し現在に至る模様。

 


*評価

 

怖さ:★★★☆☆

廃れさ:★★★★☆

見つけやすさ:★★★★☆

 

 

*あれこれ

 

前回、素敵な出会いのために大阪へ弾丸向かったところの続きです。(cf.前回→その245:HOTEL Ruby - 廃墟ガールの廃ログ)

 

f:id:hiyapa:20191211220551j:image

 

この眺め、大阪って感じがしますね。ここに廃墟が隠れています。さあどちらでしょう。

 

f:id:hiyapa:20191211220609j:image

 

現役ばりばりの店舗と店舗の間、大きな交差点の眼前、横を走るは国道、場所は天下の難波、に、ございます。これぞ繁華街廃墟の代表なのではないでしょうか。

 

f:id:hiyapa:20191211220630j:image

 

なぜか手前の壁はとっぱらわれており、この一言に尽きます。これからここで演劇が始まるか、ドラマ撮影が始まるのかもしれません。(cf.演劇→その132:笠間昭和館 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

f:id:hiyapa:20191211221339j:image

 

いくつかピックアップして撮ってみましたので、微妙に角度を変えてみてみることにします。

 

f:id:hiyapa:20191211222140j:image


f:id:hiyapa:20191211222148j:image


f:id:hiyapa:20191211222145j:image


f:id:hiyapa:20191211222151j:image

 

(cf.冷蔵庫→その143:住居跡【荒川区】 - 廃墟ガールの廃ログ、ネコ→その139:美山荘&第五良の湯 - 廃墟ガールの廃ログ、割れたガラス→その100:店舗跡×4【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

f:id:hiyapa:20191211222950j:image

 

写真を撮っている間にも、たくさんの人々が行き交います。ただ観光で来ているひとでさえ、この一角はないものとしているのか、景色になじんでいるのか、反応は少ないようでした。


f:id:hiyapa:20191211222954j:image

 

ちなみに廃墟ガールはこんなに写真がへたくそでカメラもろくに持たずiPhoneを片手にお散歩をしていますが、高校のとき写真部でした。暗室とかこもっていました。現像から印刷からやっていました。こちらのカメラ屋さんは、きっとフィルムのお写真たちをたくさん取り扱っていらっしゃったのでしょう。

 

f:id:hiyapa:20191211223354p:image

 

そして別角度を眺めようと、裏手にまわりこんでびっくり、ニッコーカメラさんはどこにもいらっしゃいません。地図で確認しますと、こんな尻すぼみの三角形をしています。表にしか面していないようです。裏口は本物の関係者でないと入れないのでしょう。(cf.三角形→その220:ANGEL【清里遠足レポート⑦】 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191211222947j:image

 

台風の前はしっかりとした建物で、落書きの残るシャッターなんかも確認できたそうです。むしろ台風後この奇跡の配置で残っていることに痺れますね。(cf.奇跡の配置→その41:プチホテル跡地【三ヶ根山スカイライン後編】 - 廃墟ガールの廃ログその92:住居跡&店舗跡【水戸市】 - 廃墟ガールの廃ログその185:忠治庵【群馬県太田市】 - 廃墟ガールの廃ログなど)

 

 

*廃墟残

 

残りストック:2

 

 

*おまけ

 

日帰りで大阪まで行けて帰れてしまうなんて、今までのわたしは思ってもみませんでした。大人になったものです。

 

f:id:hiyapa:20191211224656j:image

 

大阪のその次の日、わたしはモノレールを追いかけていました(cf.巨大機構萌え→その225:第三台場跡地【台場公園】 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191211224705j:image

 

左右対称のレールと支えの構造、囲うフェンス、たまに走り去る車両、そうです、完全に萌えです。


f:id:hiyapa:20191211224658j:image

 

下は自転車の墓場となっていました。


f:id:hiyapa:20191211224702j:image

 

f:id:hiyapa:20191211225337j:image

 

ホッピングポールも佇んでいらっしゃいました。


f:id:hiyapa:20191211225346j:image


f:id:hiyapa:20191211225334j:image

 

眼福です、溜息が漏れます。青空であればまた違った表情が見えたのでしょうけど、こんな空が1番好きなので、言うことありません。


f:id:hiyapa:20191211225341j:image

 

――いえ、そうではありません。わたしはモノレールの曲線美を追求しに流通センター駅へやって来たのではありません。東京で開かれた、文学フリマというイベントに遊びにやってまいったのです。

ん? 文 学 フ リ マ  ……??

ということで、次回5/6の文学フリマ東京にて販売予定のアンソロジー企画に参加させていただくことになりました!!!

(cf.このコッテコテな下手くそ番宣、前もやってるその224:虎ノ門5丁目【お知らせがあります】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

f:id:hiyapa:20191211230128j:image

 

f:id:hiyapa:20191211230138j:image

 

企画の詳細はこちらの画像の通りです。かっこよく作ってくださったのをお借りいたしました。え、廃墟関係ないんですけど大丈夫でしょうか。ほかのみなさんは物書きとして素晴らしい方ばかりと聞いております。わたしはイロモノ要員として、ミステリでもなく小説でもなく廃墟を好き勝手書きにいこうと思います(だめです)

5月6日に開催される文学フリマにて販売されますので、気になられた方は是非足を運んでみてくださいませ。