10月19日に渡福(福岡へ渡る意)し、あんなに美味しいものが目白押しである福岡なのにも関わらずグルメそっちのけでさんざんすきなところへドライブし廃墟を見つくしたあと、10月20日は思い出の文学フリマ福岡でした。番外編:廃墟短編集【文学フリマ福岡】 - 廃墟ガールの廃ログ
未踏の地で初対面の多くの方とお話しし、前日はろくに食べず長時間運転フライト疲れ、そうでなくとも旅行って無自覚とも心身ともにストレスがかかっているもので、それを非日常体験をして無理くりにでも放出するアドレナリンで追っ払って切り抜ける、みたいなところがあると思っています。そのくらい良い意味で充実疲れをした2日間を終え、最終日、またしても早起きし早々にチェックアウトを済ませ、ガラガラを駅のロッカに預けます。自分の中のもったいないおばちゃんが出てきたので最終日もフルスロットルです。止まりません。
空は晴れ、あたたかいお出かけ日和です。
この日は平日でしたけれどたくさんのひとが同じ場所へ向かおうとしていました。
ひさびさのフェリーです! (cf.フェリー→その3:ウサギ島 - 廃墟ガールの廃ログ、その6:屋久島のバルブ群生 - 廃墟ガールの廃ログ、その12:【ラピュタ島】友ヶ島【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログなど)
ひさびさしかも疲れている最終日にひとりでフェリー、どうかなと不安もありつつも、やはり乗るとどうしたって浮かれてしまうものでした。
そしてつきました場所は、なんとこれでも県庁所在地の福岡市に位置する、能古島です! のこのしま、と読むそうです。「の」はどこからいらしたのでしょう、中臣鎌足や在原業平などど同族なのでしょうか。
まず2つちいさな廃墟をお散歩しながらカメラに納めましたので、2本立てでメモします。ここまでが膨大な前置きです。(cf.3本立て→その151:ホテル喜むら+α【お散歩熱海7~7.5/7.5】 - 廃墟ガールの廃ログ)
*①基本データ
場所:福岡県福岡市西区能古457
行った日:2019/10/21
廃墟になった日:不明
詳しく:
このへん
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★☆☆☆
*あれこれ
顔ハメ看板のタコのようにうねった三叉路にある店舗跡です。
そしてその前に、地図上にもあるniconico cafeの周りが気になりすぎました。
カップくん
割烹、定食屋、右手に半シャッタも見受けられるのでお土産としてテイクアウトもしていた可能性もあり、といった具合いでしょうか。(cf.割烹→その44:大衆割烹鉄平跡地【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)
正面です。
能古島では貝が有名なのかもしれません。
裏手です。
標語が打ち捨てられています。(cf.お役御免標語→その196:店舗跡【詰込山口7/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)
*②基本データ
場所:福岡県福岡市西区能古1265付近
行った日:2019/10/21
廃墟になった日:不明
詳しく:
このへん
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★☆☆☆
*あれこれ
こちらはずいぶんとギリギリの物件です。どこからどこまでがひとくぎりかわからない、土地のたくさんある場所あるある物件でした。
奥のほうに冷蔵庫? 棚? 冷凍庫? の端が見えます。(cf.シースルー→[http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2018/02/09/220843:title])
建物は廃れ、植物は育っています。
もしかしたら次訪れるときにはコンクリより緑が勝っているかもしれません。
*廃墟残
残りストック:6
*おまけ
島のあちこちで撮ったおまけを散りばめておきます。
観光地恒例の顔ハメ看板です。なぜタコの足がくるりと1周したスペースに顔面がくるつくりなのかはわかりません。
貯水池? です。やはり福岡は水に縁がある地です。
島には車も眠っています。(cf.沈む車→その218:星の王子さま【清里遠足レポート⑤】 - 廃墟ガールの廃ログ)
出ました島の特権小中学校! (cf.小中学校→その8:池島【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ)