*基本データ
行った日:2020/09/19
廃墟になった日:2003年
詳しく:1926年開業の映画館。高崎駅前の高崎中央銀座商店街内にある。元は別の場所で「藤守座」という名前で開業し、その後移転、何回か名前を変えオリオン座になった。映画の撮影でも使われたことがある。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
群馬編のトリは有名な映画館跡を見学しにゆきます。今回廃線ウォークのロゴマークに合わせて画像内の「#廃ログ」フォントを変えてみていますが、同じ群馬のよしみで今回もこのままとしました。(cf.バックナンバー→その309:旧丸山変電所【始発群馬1/3】 - 廃墟ガールの廃ログ、その310:【画像大量】信越本線新線横川~軽井沢間【廃線ウォーク】 - 廃墟ガールの廃ログ)
高崎中央銀座商店街のレトロアベニューに来ました。
商店街のアーケードにある映画館なんて乙ですね。駅近の商業施設の最上階に入っているシネコンと、濡れずにシアターまで入れるのでほぼ同じです。(cf.濡れる映画館→その132:笠間昭和館 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.濡れない映画館→その253:ジャスコドライブインシアター【NOA】 - 廃墟ガールの廃ログ)
青いタイルに赤い店名が目立ちます。
正面はわりと綺麗なお姿を保っていらっしゃいますが、側面をみると経年具合が分かります。出張った窓の曲線や細かく最大限にお行儀よく、それでいて手作業の技を感じるような配置で並ぶタイルたち、賽の目の小窓が愛おしいです。
最高の眺めです。
ハリーポッターと秘密の部屋は2003年ロードショーだったのですね。廃墟ガールのハリーポッターでの推しはスタン・シャンパイク様です。アズカバンの囚人の開始5分で出番は終わります。どこかに書いたかもしれませんがこのときのこの方のお顔が世界で1番お美しい、と思っています。
お店でも入っていたのでしょうか。映画館らしからぬ空間にも見えます。
有名な映画作品にも出てきているそうですので、どのような形であれ、今後も残っていてほしい場所だと思います。
*おまけ
おまけにはこぼれてしまった写真たちを貼っておきます。
悲しそうなゴミ箱くんたち
横川駅からの線路の眺め
高崎駅ですが、水戸駅のつくりとそっくりで水戸にかつて住んでいた身としてはたまらなくなり撮ってしまいました。
池袋のその189:【iPhone推奨】店舗跡【東京都豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログをもう少し駅側に戻ったところに、アニメイトのような靴屋さんがあります。看板を見るたび、「アニメイ……じゃない?!」となります。こちらは本物のアニメイトですが、注目すべきはその下です。「モスバー……じゃない?!」でした。