廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その92:住居跡&店舗跡【水戸市】

 

 

*基本データ

 

場所:茨城県水戸市宮町(水戸駅北口から歩ける)

行った日:2018/04/28

廃墟になった日:不明

詳しく:

f:id:hiyapa:20180509212343p:image

ピンのところ。

 

 

*評価

 

怖さ:★★★☆☆

廃れさ:★★★★★★★★★★

入りやすさ:☆☆☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

f:id:hiyapa:20180509213818j:image

 

まだまだ水戸が続いています。(cf.今回の水戸探検その90:【ホラー】鈴木家跡【茨城県水戸市】 - 廃墟ガールの廃ログその91:舟付販売所跡地 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

坂を下りきったところを曲がってすぐ、角にあるこちらがターゲットです。まずはどんどん近づいてみましょう。

 

f:id:hiyapa:20180509214453j:image

 

どん

 

f:id:hiyapa:20180509214504j:image

 

どん

 

f:id:hiyapa:20180509214609j:image

 

どん、と。

 

f:id:hiyapa:20180509214836j:image

 

――すこし刺激が強すぎました。水戸駅から伸びるメインストリート銀杏坂(いちょうざか)にある、2段限定の階段を眺めて深呼吸しましょう。

 

f:id:hiyapa:20180509215847j:image

 

それでも興奮冷めやまないのであれば、もひとつおまけに窓抜き廃墟をプラスいたします。

さて鼓動は通常運転へと戻りましたでしょうか。落ちついてディテールを捉えに再出発です。覚悟は決まりましたね?

 

f:id:hiyapa:20180509220059j:image

 

壁面をよそに、正面よりにずれてみます。こういうシャッターは、当ブログの記事を「店舗跡」カテゴリで何個か検索いただくと慣れっことなるはずです。もしくは、何個か当ブログに遊びに来ていただいた方ならお馴染みかもしれません。いつもありがとうございます。

 

f:id:hiyapa:20180509222616j:image

 

近くは階数のある会社やビルです。ここだけおそらく別の場所から切り取られ、貼りつけられたのでしょう。ctrl+CからのVってやつです。

駐車場としてはいまだに使われているのか、車すら廃墟化しつつあるのかは際どいところでした。

 

f:id:hiyapa:20180509223019j:image

 

かつてはここに、真っ白なタオルなどが干されて、はためいたのかと思われます。

住居跡ゾーンはこのとおりです。ではもう一度深呼吸し、さきほどのアングルへまいります。

 

f:id:hiyapa:20180509223408j:image

 

まず、純粋に危ないです。崩落の恐れが高く、反対側から見る眺めと全く変わります。写真撮影中も、人間の適応力とはおそろしいもので、電柱や塀と同じ接し方で道行く人が何度か行ったりと来たりをしていましたけれど、はやく然るべき措置をとったほうがいいです。この場合管轄は水戸市でしょうか。

以前に見た「廃れさ星10」案件ですら、こんなに過疎地にあるのにロープでくくられていました。→その41:プチホテル跡地【三ヶ根山スカイライン後編】 - 廃墟ガールの廃ログ

 

f:id:hiyapa:20180509224705j:image

 

すさまじい配置です。手前は骨組みが丸見え、いくつかのブロックは剥がれ落ち、ちゃんとした格子にはなっていません。

 

f:id:hiyapa:20180509224932j:image

 

2階になんて絶対あがれません。階段スペースの途中に壁の塊が挟まっていますが、落ちるのも時間の問題でしょう。

 

f:id:hiyapa:20180509225045j:image

 

団地跡などの人間くさい廃墟のほか、どうやらこういった、儚さ抜群、なすがままにしてなった姿でいて、すべてが計算されたかのような二面性も持つ、ばらばら廃墟がわたしは好みのようです。

 

f:id:hiyapa:20180509225326j:image

 

そして、壁面もさることながら、当然、中がどうなっているのかを気にしはじめます。入れはしませんので、こういうときはヘボiPhoneに成り下がる相棒くんをズームさせて、どうにかはちゃめちゃな木材と埃の奥を覗きます。肉眼だともっと分かるのですが、なんの店舗跡だったのかの手がかりがあります。

 

f:id:hiyapa:20180509230305j:image

 

ペンキで囲われた部分、大きな鏡です。等間隔で並んでいまして、どうやら美容院か理容室のようでした。写真には写りませんでしたがメニュー表のようなものも残されておりました。

 

f:id:hiyapa:20180509230421j:image

 

こちらも店内アイテムが分かる1枚です。

 

f:id:hiyapa:20180509230521j:image

 

囲っても分かりにくいですね‥‥スマホからご覧の場合は、液晶明るさを最大限に設定すると、かろうじて認識できます。これは壁にかかった時計です。時刻は、5時50分、といったところでしょうか。この店舗の最後の時間かもしれません。(または、電池が止まった時間が5:50だっただけともいえます。)

 

f:id:hiyapa:20180509230852j:image

 

この際どさ、危なっかしさ、たまりません。なぜ解体の号令がかかっていないのでしょう。1軒だけ明らかに異様な空気を発しておりました。前の道路を車も自転車も人も遠慮なく通るので変質者になるしか観察する術はありませんが、街中での一般的な地位を投げうってでも眺めていたい、なんなら口元がにやついている、ひどい有様でも構わない、そう思えてしまう逸品でございました。

 

 

*おまけ

 

f:id:hiyapa:20180509231349j:image