*基本データ
行った日:2023/01/08
廃墟になった日:2015年ですでに廃墟か
詳しく:庵原川沿いにある牛舎と住居跡。
*評価
怖さ:★★★★☆
廃れさ:★★★★★
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
被写体が爆発している静岡が続きます。(cf.バックナンバー→その530:富士見町社宅【撮りすぎ静岡1/10】 - 廃墟ガールの廃ログ、その531:五十嵐医院【撮りすぎ静岡2/10】 - 廃墟ガールの廃ログ、その532:廃工場【撮りすぎ静岡3/10】 - 廃墟ガールの廃ログ)
マルフク看板の差し色よりも目立つのはタンクですね。牛舎ですので水? エサ? 肥料? なにが入っていたのでしょう。
その517:シルクロード【爆走海道1-2/4】 - 廃墟ガールの廃ログでも触れましたが、昭和型板ガラスを認識してしまった今日日、もう知らなかった頃には戻れません。これはつた柄。
横から見てもうすでにこの1枚だけで非常に危ういのがわかります。
斜めに骨組みが傾き、その逆の斜めに柱が傾き、また逆から斜めに緑が覆い被さる段取りです。
刹那が激しいです。この形でとどまっていることが奇跡かと思います。
トタンがクルクル巻きにされていたり、ばりばりのガラスたちも見つけました。彩度低めのきりっとしたお写真は例によって撮ってもらったものです、ありがとうございます。
ブツ取りもはかどります。撮れ高上々です。
緑のバランスもとれていらっしゃいます。
見通しよく廃。
さっき側面を観察した正面となります。より危うげなのがわかります。撓んで歪んで曲がって崩れています。なのにこんなにも動的ではなく静的。不思議です。
(cf.プレオドール→その223:the Hotel Cadillac House【清里遠足レポート⑩】 - 廃墟ガールの廃ログ、その223:【再訪じゃない】the Hotel Cadillac House【清里遠足レポート⑩'】 - 廃墟ガールの廃ログ)
いつだって廃墟に冷蔵庫はつきもののようです。この雑多さ、危うさはいくつか仲間を見てきています。刹那さ全開、奇跡の配置の物件です。(cf.奇跡の配置→その92:住居跡&店舗跡【水戸市】 - 廃墟ガールの廃ログ、その185:忠治庵【群馬県太田市】 - 廃墟ガールの廃ログ、その192:中国オニマル/にちはら天文台【詰込山口3/7】 - 廃墟ガールの廃ログエトセトラ)
この構図、ため息が出ます。
あら、天使の輪っかの落し物が浮いています。
布部分がすべて消え、フレームだけになったカーテン、人生で初めて見ました。こんなフレームになっているのですね。
いち瞬間を切り取ることができました。こうやってお散歩の記録をメモしておくのも、ブログの醍醐味です。きっとつぎ違うひとがこの場所を訪れたら、もうそこには違う廃墟。
*おまけ
その532工場のご近所にある細長公も歩きました。各所に遊具より多いのではと思えるほどのアニマルライドが揃っています。右下のはなんのアニマルかすら分かりませんでした。アザラシ?
ヤドカリ、貝、首なしちびがめです。海沿いだからなのか海洋生物エリアです。
いつもの子たちもいます。奥の象は肌色に塗られていて象としてのアイデンティティを失いつつありました。
最後にちゃんとぶたちゃんにもたどり着きました♡
本日このぶたちゃんの公園情報を延々とつぶやくだけのアカウントがなんと1周年を迎えました。みなさまよければフォローしてやってくださいませ。
さらに欲しいものリストが続きます。廃墟ガールは何を隠そう、バレンタインがガールから一本遠ざかる境界線なのです。