*基本データ
場所:東京都文京区2-3-1(丸の内線「後楽園駅」徒歩4分、都営三田線「春日(かすが)駅」徒歩3分)
行った日:2018/07/28
廃墟になった日:2015年11月から工事ストップ
詳しく:RC構造の8階建て、全107戸のマンション。完売していたが竣工間近の上記日程に安全面や景観面など含め、基準を満たしていないとし工事がストップされたまま現在に至る。購入者へは返金措置がとられているもよう。
*評価
怖さ:☆☆☆☆☆
廃れさ:☆☆☆☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
なぜだか社会派の廃ログです。かなり、有名なマンションのようでして、ニュースやドキュメンタリーにもたくさんなっているようです。
わたしが書いているのは廃墟へお散歩したときのメモで、なにかこの事例に対して考えを訴えたり主張したりしたいわけでは一切ありません。
「廃墟」というのは、いろいろ定義はあるのでしょうが、手入れされていない場所、置きざりにされた場所、だと思っていて、ここも近しいものが仄かに、ほんとうに微かに、ですけれど、あるのかなと感じたので、見に行った次第です。この台風の日に。なぜ。ですので、「廃墟じゃない」カテゴリに入れております。
(cf.有名なマンション→その14:ブラックマンション 【茨城県笠間市】 - 廃墟ガールの廃ログやその43:メタボ広沢 - 廃墟ガールの廃ログ)
ちなみに、まったくここにまつわる一連の出来事を存じておらず、初期から読者登録をしてくださっているメイケロさん(id:meikellog)の記事が情報源となりました。勝手にお名前を載せてすみません、ありがとうございます‥‥!
最近、読者さんのブログから廃墟へお散歩することがちらほら出てきており、きっかけをくださって嬉しい限りです。
(cf.ありがとうございます→その111:根岸競馬場【廃ログ1周年なりました】 - 廃墟ガールの廃ログ&その112:住居跡+α【鶴見線】 - 廃墟ガールの廃ログ)
前回の記事(その113:ミチコ美容室【えびすストア】 - 廃墟ガールの廃ログ)で首都圏を離れると予告したにもかかわらず、いったん離れるとしばらくつづきますので、その前にメモしておきたいなと思い立ち、強行いたしました。この台風の日に。ええ。
検索してみると、建物があるにも関わらず、まだ枠線も物件名もなく、ぽっかりとこんなに広く空間があります。不思議な地図です。
実際はこんなです。立派なマンションが建っては、います。電線も好きな感じです。
工事中の枠で覆われはや3年、ということのようです。
計画書や許可証がたくさん貼ってあります。
が、日付欄の修正に次ぐ修正の跡が、すったもんだを物語っているのが分かります。
どこまで完成しているのでしょうか。こうして見るともう使われていそうです。
緑が、ある種ガーデニングのように、3年で住みついていました。
現状、この囲いがとれる予定はなく、ご迷惑をおかけしっぱなしになっているようです。
*廃墟残
残りストック:6
*おまけ
この坂もまた、全力で走りたくなる坂である‥‥
次回から今度こそ首都圏を離れます。失礼いたしました。