*基本データ
場所:東京都足立区足立1丁目(東武伊勢さ‥‥スカイツリーライン「五反野駅」(ごたんの)駅から歩ける)
行った日:2019/03/16
廃墟になった日:不明
詳しく:
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
廃ログ始まって以来の足立区にやってまいりました。お友達にトーキョーマスターというひと(都内に廃墟を創り出せる能力を持つと錯覚するほど都内の景色に精通)がいるのですが、そのひと曰く足立区は豊富な廃墟を持つ区なのだそうです。
実際のところ、別のところに向かっている途中にここを通り、足を止めたというわけです。思わぬ収穫に対面から側面からなにが楽しくて空き家をパシャパシャしているのだろうこの人は‥‥と、ばっちり不審者のできあがりです。(cf.廃墟を撮る廃墟ガールを撮ったもの→その61:フレンドショップにいはり - 廃墟ガールの廃ログ)
この緑黄のひらひらは一般住宅にはあまり使わないデザインですから元住居兼店舗だったのかなとも推測されます。(cf.緑白→その91:舟付販売所跡地 - 廃墟ガールの廃ログ、赤橙→その102:中華料理 東洋軒 - 廃墟ガールの廃ログ)
青いつぎはぎがメインカラーの建物です。青は大好きです。
今でこそこの形状で落ち着いていますが、ここにくるまでには長い年月と暮らしが必要なのでしょう。
緑黄ひらひらのかけられたシャッターが店舗入口とすれば、角を曲がって奥に住居入口があります。奥行きのある建物なのです。
折り紙やマスキングテープのコラージュでも、生地のパッチワークでもありません。そんな気軽につぎはぎできる大きさではありませんが、写真で切りとってみるとそうも思えてきますね。(cf.コラージュ→■ - 廃墟ガールの廃ログ)
そして、はずれたコードとメータ小屋跡がお決まりのアイテムで愛しいです。
2枚上の写真で確認できるすこし出っ張った部分です。通路挟んでおむかいさんとの距離が近く、格子はその49:割烹旅館入船跡地 - 廃墟ガールの廃ログを彷彿とさせます。
そしてもう1度正面に戻り見てみたところ、つぎはぎのしすぎか、歪みが生じているのが分かります。左からは右上がり、真ん中で折り返し右下がり、それが明日か数十年後かは誰も知りませんが崩れてしまう可能性をずっと孕んで佇んでいるようです。
*廃墟残
残りストック:4
*おまけまんが
月末年度末でひいこらしていた3月が終わります。なんら変わりない地続きの来年度、息抜きしつつ生き延びようと思います‥‥