廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その232:コンクリート遺構【気まぐれ福岡/飯塚市】

 

 

*基本データ

 

場所:福岡県飯塚市目尾

行った日:2019/10/19

廃墟になった日:不明

詳しく:バス停奥、橋手前のコンクリート遺構。8つのブロックからなるが、緑に覆われアウトラインしか目視できない。水槽のような形らしい。

 


*評価

 

怖さ:★☆☆☆☆

廃れさ:★★☆☆☆

見つけやすさ:★★★☆☆

 

 

*あれこれ

 

f:id:hiyapa:20191101231845j:image

 

ひとり気ままに福岡ドライブが続きます。歩いていたら低いところに水路があり、思わず撮った1枚です。


f:id:hiyapa:20191101231812j:image

 

お借りしたカメラでの撮影旅でしたので、撮るのがへたくそでもきれいな画質となっております。青空がよいです。目印にしていたバス停ですが、なんと読むかお分かりになりますでしょうか。「しゃかのお」、だそうです。いや読めるかーっっい!! となってしまいます。釈迦尾の表記のほうがご利益ありそうですが、なにかいわれがある土地なのでしょう。

(cf.バス停→その172:ホテル高月城 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191101231848j:image

 

旧字表記とレトロなフォントが萌えです。(いつも使っているフォントでは廃の旧漢字は対応していなかったようです)


f:id:hiyapa:20191101231835j:image

 

さっきのバス停をすこし進んで右に曲がると、見えてまいりました。


f:id:hiyapa:20191101231854j:image


f:id:hiyapa:20191101231850j:image

 

手前はゴミ捨て場になっているようです。行く前に調べたところ、廃墟ではなくて遺構と出てきました理由が、これで分かりました。どんなものに使われていたのでしょう。そもそもこれで完成形だったのでしょうか。ぐるりとしてみます。

(cf.ゴミ捨て場→その188:ガソリンスタンド跡地【千葉県千葉市】 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191101231832j:image

 

塊と塊の境目だと思われます。が激しいです。背はさほど高くありません。


f:id:hiyapa:20191101231830j:image


f:id:hiyapa:20191101231903j:image

 

角度を変えるために奥へ進みます。暖かを通り越し暑いくらいの気温でした。ことしは梅雨が長引いたせいか、秋冬の訪れが遅かったですね。


f:id:hiyapa:20191101231859j:image


f:id:hiyapa:20191101231822j:image

 

の前に、先からちらちら見えている橋を眺めました。ここが1番高いところで、下は土手になっていて川が流れ、そこにかかる大きな橋です。かっこいいお姿です。(cf.巨大機構→その225:第三台場跡地【台場公園】 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191101231816j:image

 

そして後ろを向くと、こんな塩梅というわけです。別角度でもちょっと詳細には分かりかねてしまいます。


f:id:hiyapa:20191101231842j:image


f:id:hiyapa:20191101231819j:image

 

どこか上にあがれるアクセスポイントがある、またはあったのでしょうか。水路、緑囲われ、という点で、その157:ホワイトハウス【茨城県ひたちなか市】 - 廃墟ガールの廃ログを思い出します。


f:id:hiyapa:20191101231826j:image


f:id:hiyapa:20191101231840j:image

 

結局、どんな目的のものなのか含め、全貌は分かりませんでした。けど、分からないものが分からないままにずっと残っているということが分かりましたし、それって面白いなとも分かりました。日本にもまだまだいろいろな面白い景色があるのですね。

 

 

*廃墟残

 

残りストック:8

 

 

*おまけ

 

おまけにもうひとつ、さっきのバス停と同じ大通りの物件です。

 

f:id:hiyapa:20191101232005j:image


f:id:hiyapa:20191101232023j:image

 

シャッターのグラデーションがお見事です。


f:id:hiyapa:20191101232027j:image

 

ここもまた、細い水路の1歩奥に家が建っていて、一瞬の橋を渡って玄関へ向かうような構造です。


f:id:hiyapa:20191101232020j:image


f:id:hiyapa:20191101232013j:image

 

家の途中から改築され、なにか事業を営んでいたような形跡がありました。窓にも店名かサービス名かなにか、アルファベットの名残を見つけます。(cf.窓宣伝→その129:CarPoint・Selectionあるいは白雪姫と七人の小人 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191101232009j:image

 

バランスのとれた色合いです。かわいらしいです。


f:id:hiyapa:20191101232016j:image

 

そして最後にまたしても水路です。前回(その231:住居跡×2【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログ)も水路の上に建つ物件でしたし、飯塚市はなんだか水の流れと縁のある場所なのでしょうか。建物や道路のすくそばを、静かに水が流れます。ガードレールがありますので問題ないですが、前回の物件は随分と危なっかしいつくりとなっていました。補助輪外れたての自転車や酔っぱらいが落ちたりしないのでしょうか。