*基本データ
行った日:2020/07
廃墟になった日:不明
詳しく:
このへん(どこ)
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
三重県伊賀市にまだおります。ご当地マンホールを収集しました。(cf.バックナンバー→その305:朝熊登山鉄道【1泊2日de1府3県1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その306:鱒池亭【1泊2日de1府3県2/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)
地図上で道路を表す数字の周りが逆三角形なら国道、六角形なら県道ですので、この物件は県道4号線沿いに建つ、ということです。やけに風通し重視で佇むお姿からすぐにピンときました。(cf.国道6号線→その5:廃団地【茨城県日立市】+α - 廃墟ガールの廃ログ、51号線→その258:健康ランドカサマ遊楽園ジャブ - 廃墟ガールの廃ログ)
レンタカーを停めた場所が天才的に下手くそで、どうやっても全貌を捉えようとするとツーショット不可避でした。
正面です。カラフルです。緑はその221:北野印度会社【清里遠足レポート⑧】 - 廃墟ガールの廃ログ、ピンクはその256:旧八里郵便局 - 廃墟ガールの廃ログ、そして黄色、ということですね。扉のデザインが素敵です。
オムライスが食べたくなりますね。なりません。
せり出た一角には他より大きく抜かれた四角形とカウンタのような構図、テイクアウトはこちらからお渡しする形でしょうか。日本庭園の美しさは窓枠から見える眺めを絵画に見立てて愛でると聞きますが、廃墟の世界でも通用するようです。
かわいらしい水道もございます。
中は雑多なご様子でした。
*おまけ
破格の駐車場を目撃しつつ、おまけ的にもう1つ遺構をメモしておきます。廃墟ガールはかつて水戸に住んでいましたが、駅前の駐車場ですら1日最大500円でした。スリーコインズで雑貨を買うのとここに1日駐車するのが同じ値段ですか? 銀座や六本木では15分しか停められません。
太っ腹駐車場を携えておいでなのは柘植(つげ)駅です。柘植慈恩ですね。(高性能西尾維新関連変換機能搭載)
調べればこの柘植駅は昔終着駅だったようで、列車を折り返させるための転車台があったそうなのです。
しがない廃墟ガールが行ける範囲内にはお姿を拝めませんでしたが、おそらくあのへん? になにか遺構があるのかもしれません。またはただの見間違いかもしれません。
すらりと伸びる電線と線路に挟まれた空気を嗅ぐのは心地良い気分になります。延々と続くような平坦な構図も大好物です。気づけば雨もあがっていました。
階段のトマソンを貼って、おしまいです。