*基本データ
場所:滋賀県高島市安曇川町常磐木(あどがわちょうときわぎ)229のちかく
行った日:2022/09/25
廃墟になった日:2013年時点で使用されていなかった可能性あり
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
滋賀県です。ひらけた道にぽつんと、浮遊する平屋を発見します。(cf.バックナンバー→その496:比叡山回転展望閣【残暑京都滋賀1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その497:佐和山遊園【残暑京都滋賀2/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その498:セメント工場跡【残暑京都滋賀3/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
ずんずん近づいてみても、そのお姿をはっきり拝めるようになってみても、浮いています。どういうことでしょうか。
分かってきました。おそらくなにかの事務所として使われていた物件で、三角形に1本足のから傘お化けみたいなシルエットなのでした。グッドデザイン廃墟賞です。かわいらしい! (cf.▽→その176:ワールプールランドレット【▽】 - 廃墟ガールの廃ログ)
もの寂しいので「#廃ログ」を置いておきました。(cf.#廃ログを置いといたシリーズ→その253:ジャスコドライブインシアター【NOA】 - 廃墟ガールの廃ログ、その283:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【杉並散歩2/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その435:松風寮 - 廃墟ガールの廃ログエトセトラ)
真正面です。奥へゆくにつれ二辺がくっついていきます。三角なのが分かりますね。
お誕生日会のあとでしょうか。ガーラントがかけられています。全身緑色のドレスコードがあったのかもしれません。
柱です。この写真だと心許なく思えてしまいます。上に広がる三角をこの柱が支えているわけです。面白い構造です。
毎朝この郵便受けをチェックするところからお仕事が始まっていたのでしょうね。
天井――あるいは床下――のパネル板が1枚はがれてしまっています。木造物件でしょうか。
アンテナちゃんもおやすみ中です。
見れば見るほど面白いです。角度によってはこんなにも鋭く、スタイリッシュな印象を受けます。真正面からのシンメトリー美とはまったく誓います。
ちょろっと調べてみましたらどうやらテレビでも紹介されたことがあるようです。突如現れる建物がこれでは2度見必須です。全体的にかわいらしくてお気に入りとなりました。
*おまけ
おまけは観光スポットです。海洋堂のミュージアム。フィギュア文化でそこまで育ってきてはないものの、それでもめちゃくちゃ楽しかったです。入場料を払うと専用のコインをもらえ、最後に海洋堂フィギュアのガチャガチャがまわせます。
海洋堂内だけでもばかすか写真を撮ってしまいこれだけで記事になりそうなボリュームなので、いくつか貼ってメモとしておきます。
団地の公園で遊ぶペンちゃんたち。グローブジャングルがあるのはポイント高いです。
産地直送冷蔵庫。センスの塊です。
ブリューゲルのかわい子ちゃんです。なんと、廃墟ガールはこの子の缶バッジを持っています。ブリューゲル展で買ったのです。かわゆいです。
ほかにも零崎双識や藤和エリオ(ここに書いて分かるかたがいるかは謎ですが)のフィギュアなどもあり、ニッチオブニッチも網羅する海洋堂様のお仕事の幅とクオリティに脱帽したのでした。