*基本データ
行った日:2022/07/17
廃墟になった日:未成物件
詳しく:1965~1974年頃に建設が開始された、2棟からなるくの字型のコンクリ物件。3階までの未成物件で病院を建設予定だったと言われている。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★☆☆☆
*あれこれ
和歌山シリーズです。初日は雨模様で傘をさしたりたたんだり、次の日はぴいかんでした。(cf.バックナンバー→その479:旧志賀小学校【海辺和歌山1/10?】 - 廃墟ガールの廃ログ、その480:アパート【海辺和歌山2/10?】 - 廃墟ガールの廃ログ)
見るからにかっくいいです。コンクリ途中で建設中断系グループとしてはその14:ブラックマンション 【茨城県笠間市】 - 廃墟ガールの廃ログとその335:【土浦版】ブラックマンション【お知らせがあります】 - 廃墟ガールの廃ログがわたしの中では二大巨頭。
このコンクリ肌のままに本来は病院になる予定だったと言われると、かかりつけ医にしたいか問われたら悩みます。
病院の噂が本物でしたら、もちろん基盤を造り終えたあとに外装も仕上げると思うので悩むだけ無駄かとは思いますが。
一端はスロープで地下のように下におりていける構造になっています。先客が多めです。
窓を大きくとって開放的なつくり(予定)です。
別角度へゆきます。
右
左
真正面。嗚呼、この景色がここの真骨頂ですね。L字やコの字ではなく「くの字」とされるのがようく分かります。連結部分はどうなっているのでしょうか。斜めに置くとどうしても敷地内のデッドスペースが多くなりそうですが、それでもこのデザインにしたかったこだわりをひしひしと感じます。
おかわりしておしまいです。この西牟婁郡というところはこれを見るだけのために訪れまして、このあと続く記事たちのエリアからはわりと離れているのですけれど、寄り道してよかったなと心から思える眺めでした。
*おまけ
和歌山の素敵なお喫茶照明たち。続きます。