廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その237:廃アパート【気まぐれ福岡/糸島市】

 

 

*基本データ

 

場所:福岡県糸島市志摩小金(しまこがねまる)

行った日:2019/10/19

廃墟になった日:不明

詳しく:県道54号線沿い、2階建てのアパート1棟。お向かいには事業所のような工場のような建物もあり、社員寮の扱いだった可能性もあり。

 


*評価

 

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:★★★★☆

見つけやすさ:★★☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

前回はしまけや、今回はしまこがねまるです。志摩、という字が共通の地域のようです。(cf.けや→その236:【お知らせがあります】製塩所跡【気まぐれ福岡/糸島市】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

f:id:hiyapa:20191114083058j:image

 

若干うねる坂道の脇にこちらを見かけ、急停車しました。なんならUターンして車を停め度のお供富士フイルムカメラを片手にむかいました。


f:id:hiyapa:20191114083045j:image

 

横長2階建ての賃貸アパートのような見かけです。むかしわたしは空き家かどうかを見分ける職人をしていたことがありまして(大嘘)、窓と仕切りを見たら単身マンションかだいたい分けるようになりました。ここはひと区切りに対して窓が2セットありますので、2DKくらいの間取りでしょうかね。(cf.間取りトート→その218:星の王子さま【清里遠足レポート⑤】 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191114083020j:image

 

社用車のような車やトラックも近くに停められていましたためお近くの会社様関係の物件であることは濃厚のようです。見られる部分だけ眺めておきます。


f:id:hiyapa:20191114083050j:image

 

これが俗に言うインスタ映えってやつですね。違います(cf.インスタでやれ→その48:住居跡【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログその162:給水塔【日立市】 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191114083029j:image

 

配電盤を過ぎて表にまわります。


f:id:hiyapa:20191114083025j:image

 

こちらはアパートというより団地の趣がありました。扉が鉄製で色つきなのが大きな要素かと思います。(cf.こんな→その65:赤羽台団地39号棟跡地 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191114083033j:image

 

たぶん画面真ん中右の正方形の扉を開けるにはドライバーが必要で、扉が開いたら開いたでバルブがなくて、別のところに落ちてるバルブをはめてまわすとガスが開栓して使えるようになるか、別のところが開くかの流れですね。(cf.脱出ゲームのやりすぎ→その93:加納合名天王町ビル+α - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191114083106j:image

 

裏手です。自動車むけの標示を確認します。この生垣へは通行止めとなっているようです。標識ってなんでこんなかわいいのでしょう。(cf.追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止→その41:プチホテル跡地【三ヶ根山スカイライン後編】 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191114083053j:image

 

そして個性ある窓、ベランダたちの展示会が始まります。これは圧巻です。フリマのようにポリバケツや棚を並べるもよし、ほん怖のように天井に意味深などす黒い染みを作るもよし、ツタをふんだんに絡ませるもよし、障子をびりんびりんに破くもよし、センスが出ますね。福岡でも開催されているとは知りませんでしたが偶然めぐりあえてラッキィでした。


f:id:hiyapa:20191114083109j:image


f:id:hiyapa:20191114083009j:image


f:id:hiyapa:20191114083041j:image

 

(cf.展示会他会場→その154:廃アパート【練馬区】 - 廃墟ガールの廃ログその184:事務所跡?【太田市】 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191114083103j:image

 

表裏ですこしカラーが違いますし、でもって全体の廃れさはバランス抜群にとれていますし、こういう住居跡が好みです。

 

 

*廃墟残

 

残りストック:7

 

 

*おまけ

 

f:id:hiyapa:20191114082744j:image

 

f:id:hiyapa:20191114082749j:image

 

博多の街並みは好みでした。川幅が広くゆったりとしていて、建物のネオンが鮮明に映って輝いていました。


f:id:hiyapa:20191114202319j:image

 

名物の屋台通りも食べはしませんでしたがしっかり拝んでおきました。こういうところで殺し屋に依頼をしたり警察と裏組織が情報交換したりするのですね。(博多豚骨ラーメンズを見ています)

 


f:id:hiyapa:20191114082740j:image

 

そしてここまででやっと10/19分の廃墟が終わりました1日でまわりすぎです。次からいよいよ福岡市内に移ります。余談ですが廃墟ガールはにわかながらにもジャンクション大好き芸人でもありまして、福岡の高速道路にはたいそう萌えを感じました。都会部分と海の距離が近いので、首都高のようなこじんまりしたうねうねロードを走っていても、突然高層ビルから景色がひらけて海沿いになったりしました。それと道路が2階建てなのです。運転しながら「どうやったら2階に行けるの! わたしも行きたい!」と顔をにやつかせていました。この写真はもちろん運転しながら撮れるわけがありませんので、福岡最終日に高速バスに乗った際にパチリしたものです。

その236:【お知らせがあります】製塩所跡【気まぐれ福岡/糸島市】

 

 

f:id:hiyapa:20191110200813j:image

 

 

f:id:hiyapa:20191110205648j:image


f:id:hiyapa:20191110205642j:image


f:id:hiyapa:20191110205637j:image


f:id:hiyapa:20191110205628j:image


f:id:hiyapa:20191110205633j:image


f:id:hiyapa:20191110205645j:image

 

 

f:id:hiyapa:20191110200932j:image


f:id:hiyapa:20191110200935j:image


f:id:hiyapa:20191110201007j:image


f:id:hiyapa:20191110200925j:image

 


f:id:hiyapa:20191110200953j:image


f:id:hiyapa:20191110200847j:image


f:id:hiyapa:20191110200915j:image


f:id:hiyapa:20191110200850j:image


f:id:hiyapa:20191110201001j:image


f:id:hiyapa:20191110200907j:image

 


f:id:hiyapa:20191110200902j:image


f:id:hiyapa:20191110200922j:image


f:id:hiyapa:20191110200912j:image


f:id:hiyapa:20191110200858j:image


f:id:hiyapa:20191110200919j:image


f:id:hiyapa:20191110200941j:image


f:id:hiyapa:20191110200928j:image


f:id:hiyapa:20191110200944j:image


f:id:hiyapa:20191110200949j:image


f:id:hiyapa:20191110200854j:image


f:id:hiyapa:20191110200957j:image


f:id:hiyapa:20191110200939j:image


f:id:hiyapa:20191110200809j:image


f:id:hiyapa:20191110200843j:image

 

 

 

 

福岡へひとり旅するきっかけとなりました文学フリマ福岡にて販売していました、廃墟短編集』が通販を開始いたしました!(cf.このとき売ったやつ→番外編:廃墟短編集【文学フリマ福岡】 - 廃墟ガールの廃ログ)

廃団地フィーバーのおはなしを寄稿させていただいた本です。詳しくは著者ヒダマルさん(id:hidamaru)のこちらの記事をご確認の上、ご興味あるかたはぜひお買い求めくださいませ!

 

www.hidamaruanime.com

 

その235:住居跡【気まぐれ福岡/飯塚市】

 

 

*基本データ

 

場所:福岡県飯塚市内住(ないじゅう)

行った日:2019/10/19

廃墟になった日:不明

詳しく:その234:荒木商店【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログのもう少し奥に存在する、県道60号線(飯塚大野城線)沿いの住居跡。

 


*評価

 

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:★★★★☆

見つけやすさ:★★☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

まだ福岡におります。ひとり気ままにお散歩したときの廃墟たち、やっと折り返しくらいです。カメラでの写真が続きます。

 

f:id:hiyapa:20191109190236j:image

 

その234からさらに上がったところ、九州産業高校野球場の近くにございます。地図にもこの野球場ありましたしちゃんとこのように看板も建っていますのに、この右側は生い茂る木々と坂になっているターミナル、なにかの囲いのみでした。廃墟ガールの人生のバイブル~漫画編~は『ふしぎ遊戯』と『Mr.FULLSWING』なのですけど、24冊すべて読み終わってもポジションの名前しか学習できなかったくらい、野球は無知ですので、そういう人間には見えない野球場だったのかもしれません。

 

玄武開伝終わったのですね。買わねば……

 


f:id:hiyapa:20191109185927j:image

 

この県道にも水路が伸びています。水が近い地域です。(cf.水路福岡→その231:住居跡×2【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログその232:コンクリート遺構【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191109185930j:image

 

カーブミラーって可愛らしいですよね。むかしむかし廃墟ガールがまだ廃墟大好きではないけれど本当のガールだった頃、写真部に所属しており(こんなに写真撮るのが下手くそなのに)、住宅街のカーブミラーの写真を文化祭に出したいと顧問に相談したところ、ミラーの中と外の明度が違いすぎてプロの頭を抱えさせたことがあります。(フィルムカメラを現像プリントする暗室がある写真部だったのです)


f:id:hiyapa:20191109190228j:image

 

長閑な坂道です。廃墟ガールのむかし住んでいた茨城県日立市を思い出しながら歩いていました。(cf.日立市その158:本城建築事務所跡 - 廃墟ガールの廃ログその159:ホテル京都「&」 - 廃墟ガールの廃ログその160:「&」ホテルスイス - 廃墟ガールの廃ログetc)


f:id:hiyapa:20191109190247j:image

 

まず屋根が見えました。


f:id:hiyapa:20191109185933j:image


f:id:hiyapa:20191109185936j:image

 

ライオンかとりせんこうの看板、どうしたって目を引きます。ライオンってあのNO.17のライオンでしょうか。蚊取り線香がひらがななのがまた愛くるしいです。


f:id:hiyapa:20191109190233j:image

 

順調に坂をおりていって振り返りますと、この眺めがドンです。


f:id:hiyapa:20191109185939j:image


f:id:hiyapa:20191109190243j:image

 

古めかしい日本家屋の強かなお姿はもちろん見どころですし、その手前や奥に散りばめられた欠片たちがうまくその力強さをぼやかしていて、中和のとれた画です。


f:id:hiyapa:20191109185921j:image

 

また水路を発見しました。くねくね楽しいです。


f:id:hiyapa:20191109185924j:image

 

奥にもなにか横に長い小屋のような建物を確認しました。この住居と同じ敷地か、ご近所さんの持ち物か、真相は分かりません。


f:id:hiyapa:20191109190225j:image

 

窓には鏡文字の「K」がありました。(cf.K→その102:中華料理 東洋軒 - 廃墟ガールの廃ログ)


f:id:hiyapa:20191109190643j:image

 

ここで肥料かなにかを燃していたのでしょうか。工業的な作業をしていたのでしょうか。それともただのゴミなのでしょうか。建物の朽ちた味わいを堪能する前に、周りにちらちらするアイテムたちが気になる物件でした。

 

 

*廃墟残

 

残りストック:9

 

*おまけまんが

 

f:id:hiyapa:20191109213714j:image

 

f:id:hiyapa:20191109213726j:image

 

廃墟モード - 廃墟ガールの廃ログにも出てきたやつらの身内まんがらくがきです。たまに貼っつけられます。(詳しくは「なぜか廃ログに投下される漫画のようなもの」内)