*基本データ
行った日:2023/04/08
廃墟になった日:2005/03/31
詳しく:1873年に別小学校の分校として開校。現在は跡地を活用してギャラリーや工房や飲食店になっている。
*評価
怖さ:●●〇〇〇
廃れさ:●●〇〇〇
見つけやすさ:●●●〇〇
*あれこれ
久しぶりに遠出しました。人生初進入、山形県です! ひとつ前の記事でも、地域ごとにイメージを持つ話を書きましたが、山形県の感想は縮尺バグ+山の天気は変わりやすい+カントーとトーホクでこんなに季節イベントか違うのか、でした。
(cf.ヨコハマイメージ→その551:ビジネス杉田ホテル - 廃墟ガールの廃ログ)
家と家の間、デリネータや電柱、街灯の間隔が広く、60キロで走っていても景色が変わらないのでなんだか遅く感じるのです。遅いことはありません。それとトンネルを抜けたら雪やら雨やら晴れやら、景色が一変します。これが雪国か、です。さらに桜が満開でした。4月で、です。さらにさらにやっと治まってきたと思った花粉も存分に感じました。桜と花粉が北上していました。
いつにもましてぶんぶん車を走らせました。まだ雪が余裕で残っています。寒いです。そわそわと暖かくなってきたカントーの装備で赴いたことを後悔しました。
1箇所目はまあるい小学校。なんて愛らしいシルエットなのでしょう! 円形校舎は全国的にある時代に建てられた形式なのだそうです。上部分が下よりも大きく、頭でっかちなのもポイント高めです。(cf.まあるいラブホ→その535:Vitamin e【撮りすぎ静岡6/10】 - 廃墟ガールの廃ログ)
前日の雨または雪でぬかるんだ地面に気をつけつつ、もう少し近づいてみましょう。
3階(最上階)が体育館なのだそうです。だからこんなドーム型なのですね。
可愛いです。教室や特別教室はどんな並びになっていたのでしょう。
デザイン性の高い建物でした。眺めるだけでも楽しいです。
*もうひとこえ
移動中になんだかもうひとつ見つけたのをメモしておきます。次年子小学校はまるでしたが、これはしかくです。
立方体シルエットがよくわかります。このフィルタの異なる写真は撮ってもらったものです。ありがとうございます。
窓枠のトマソンなども見えますので、なにかしらの用途に使われていたのかと思われますが、塗装もなくなんだかコンクリむき出しの立方体で、上辺のふちの感じなども相まって、未成物件にも見えます。詳細はわかりません。
塞いであり立方体であることに気を抜きません。
誰かが毎年身長を測っていますね。
背景が気になる物件でした。
反対側にまわってもっとびっくり。
斜めの屋根の線が見えますでしょうか。隣人のトマソンです。(cf.その436:ホテルブルー - 廃墟ガールの廃ログ、その467:【出張暗渠ハンター】事務所跡【爆走四国アゲイン3/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)
さらに斜めに木が生えています。この木がこんなに斜めに入ってくるのには、お隣さんは邪魔になってしまいます。ということは木がこの角度に育つくらい、この物件はこのままなのでしょうか? きになります。
デリネータくんはかわいいなあ。しばらく肌寒い春の東北からお送りします。