*基本データ
行った日:2023/10/08
廃墟になった日:1991年以前&2011/09/20
詳しく:1970年前後に造られたとみられる毎日新聞の健保組合運営施設。&1951年開業の4階建てホテル。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
長野です。あとがつかえているのでさくさくゆきましょう(定期)。(cf.バックナンバー→その596:【すいすい水族館】蓼科アミューズメント水族館【ひんやり長野1/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その597:水源荘&グランドホテル&美岩荘【ひんやり長野2/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その598:エミナンス&大蔵【ひんやり長野3/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その599:オートスナックふじみ&廃橋【ひんやり長野4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)
校舎か保養所みたいな見た目だなあと思っていたら後者(韻踏んでいません)でした。2階建ての小規模な保養所、これぞ「避暑」の佇まいです。
というのも上部にあるロゴマークを見て、校章か社章みたい! と思ったわけです。それで保養所だと分かったのはこの記事を書くにあたってちゃんと調べた今の今なわけですが、これはたぶん毎日新聞の「毎」ロゴですね。崩されてなべぶたに歯車にも見えます。
外階段はかくかくです。
meijiの冷蔵庫(?)がうっちゃってあります。寒そうです。(cf.アイス→その375:【暗渠ハンター】商店跡【夏休みの宿題・絵日記編】 - 廃墟ガールの廃ログその505:【清里遠足レポート⑪~⑬】KIND HOTEL、COLLECTION HOUSE、店舗跡【撮りすぎ山梨4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その525:KOA【爆走海道4-2/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
別角度ではあみみの柵が施されていました。ご家族で泊まれたのか、社員のみかわかりませんが、ここにお安く泊まって温泉やウィンタースポーツに興じていたのでしょう。
この看板によると地下に山荘がおありのようです。
次です。どちらかというとこちらのほうが有名なのでしょう。このへんではひときわ大きいホテル跡地。
ただの地名なのですけど〽︎きりがみね~♪と読んでしまう症状をお持ちのかたはわたしだけではないはすです。このへんをドライブしているときにどれだけ口ずさんだことか……
例によって撮ってもらった写真です。きりりフィルタでより寒そうに見えます。秋晴れの天候でしたが標高1500m以上の世界は予想外に寒くて、ここにいるときに道中最も寒さを感じていました。それでひんやり長野編としたわけです。
危ないです。
物置ポジションのプレハブの角度はウィンタースポーツで賑わいを見せるこの地域に合わせたかのようです。
奥ではお布団ちゃんがおやすみしていらっしゃいました。
やはりどこでも引っ張りだこの消化器くん。絶対こんな外から見える位置にはなかったでしょう。
覗けるのはここまでてす。
(cf.その97:ナポリの太陽【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ)
大体、カメラのズーム機能はすごいという結論になります。
別角度からかつてのお部屋が覗けました。奥の奥の棚に和的要素を見出しますが、単純に木が折れているだけかもしれません。キッチンのような部分も見て取れます。
正面に移動してまいりました。立派な外観です。
峰ではなくて峯です。達筆な白文字が目立っています。
車を降りて、トランクやボストンバッグをえっちらおっちらここまで来るわけですね。
今となっては歓迎ムードはないですが、当時はここが非日常の始まりです。
多分撮り忘れたのですがこのはがれ床ゾーンに筋トレに使うハンドグリップが落ちていました。合宿目的でも使われていたのか、筋トレ兼廃墟散歩が趣味のかたが落としていったのかは定かではありません。
修正液ではありません。
入ってすぐモザイクタイルの木々がお出迎えしてくれていたようです。もうちょっと緑色だったのではないでしょうか
そして引いてみるとびっくり、お子様も大きいお友達も嬉しい遊具付きホテルでした!(cf.閑話休題:公園跡地【私とインターネット】 - 廃墟ガールの廃ログ)
最後まで魅せてくれます。だてに巨大じゃないです。この滑り台にはテンション上がりました。
霧ヶ峰高原は高標高の山々をかくかくと切り開かれた道が連なり、両脇を背の高いススキが囲っていました。段々になっているところをドライブしていたときのほうが初見ということもあり異様な景色を眺められ楽しかったですが、霧ヶ峯ホテルの近くもこんなススキ具合だったので1枚。
〽︎みなさんご一緒に
*おまけ
シーズンオフのリフトにはひとところにまとまっておやすみするタイプと、等間隔にとどまっておやすみするタイプがあるようです。お美しいシンメトリィ。そして長野のど真ん中ではありますが、気づけばこれで600記事を達成してしまいました。