廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その173:日の出ストアー

 

 

*基本データ

 

場所:東京都武蔵村山市大南2丁目127(西武拝島線玉川上水(たまがわじょうすい)駅」から徒歩25ふんくらい)

行った日:2019/03/09

廃墟になった日:不明

詳しく:都営村山アパート街の中にあるスーパー跡地。数年前まで併設のスナックが営業していたとの情報も。

2022/02/23追記……2022/02/19再訪時、解体済み、更地に

 

 

*評価

 

怖さ:★☆☆☆☆

廃れさ:★★☆☆☆☆

見つけやすさ:★★☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

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前回のその172:ホテル高月城 - 廃墟ガールの廃ログから移動いたしまして、玉川上水駅に初上陸いたしました。向かうは有名な物件です。大宰府が入水したという情報しか持ち合わせていないまま、改札を抜けます。


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モノレールがありました。わたしの出身地千葉県にも珍しいぶら下がり式モノレールがありますので、親近感が湧きますね。


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小学校や団地群を抜けて、見えてきます。


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うーん、写真が下手くそです。が、丸い体育館のような倉庫のようなシルエットが大きくなってまいりました。


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この横断歩道は日の出ストアーの入口に合わせて塗られたかのようです。


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スト」で終わっていますが、「日出」は太陽のようなロゴがかわいいです。にしてもなぜ、スーパーがこんな個性的な造りなのか、背景が知りたいですね。


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建物の右端へ移りましょう。双子メータの片割れは、コードが引っこ抜かれており、おなじみの光景です。(cf.メータ見て→その39:永井メガネ店跡地【朝撮れ廃墟】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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タスポ不要の煙草、免許証不要のお酒の自動販売機が並んでいたのでしょうね。


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喫煙推奨のキャッチコピーが書いてあります。いまどきは喫煙はこんなリスクがありますがそれでも吸いたい方は自己責任でどうぞ、のようなコピーが多いので、斬新に感じます。


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黄色い貼り紙も、喫煙者に優しい目線からのお声かけとなっています。(cf.貼り紙フィーバー→その38:TSUTAYA市川大野店跡地 - 廃墟ガールの廃ログ)

ちなみに廃墟ガールは煙草を吸う帽子でスーツのおじさま(次元大介さんのことですね)はかっこいいなと思い、憧れからzippoまで持っていますが、副流煙に対しては嫌煙家です。


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※ガラスに反射する姿は廃墟ガールのものですのでご安心ください。


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まわって左端です。雨戸の上のトタンにはなにかのコードが行き場をなくして垂れています。ここだけみると一般家屋のようにも思えますね。


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現役であった頃は、団地のみなさまにたいそう重宝されていたことでしょう。場所によっては徒歩1分くらいでしょうし、コンビニよりも便利です。

 

 

*廃墟残

 

残りストック:4

 

 

*おまけ

 

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お散歩のお供として、3代目マーチンくんが足元に到着しました。黒いソールに白いステッチ、限定だそうです。(cf.帽子×ドクターマーチン→その77:松崎たばこ店 - 廃墟ガールの廃ログ)

まだ革が硬いので、たくさん血染めて(靴擦れの意)馴染ませていこうとおもってます。

その172:ホテル高月城

 

 

*基本データ

 

場所:東京都八王子市高月町(たかつきちょう)1250(西東京バス「高月」または「高月集会所」下車)

行った日:2019/03/09

廃墟になった日:不明

詳しく:高月城前のラブホテル跡地。高月城自体は戦国時代初期の山城で1590年廃城。

 

 

*評価

 

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:★★★☆☆

見つけやすさ:★★☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

ちょっと今回は情報過多で長めです。もし、読んでくださっている方がいらっしゃいましたら、さーっとスクロールして写真だけご覧になっても問題ないかと思います。

 

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こちらも有名物件のひとつ、ホテル高月城です。ラブホ跡地のようです。バスを降りると、このへんにお住まいの方しか使わないようなローカルな香りが即座に漂います。

(cf.お仲間→その97:ナポリの太陽【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログその130:ファッションホテル パステル - 廃墟ガールの廃ログ)


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そのまま住宅街とくねくねした原住民の方がわりとスピードを出して通っていたメイン道路を歩きますと、横道へ逸れるよう指し示す看板が見えました。と同じ色をしています。


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横へ曲がると坂道になっていて、さらにその横がこの眺めです。


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高月城のフォントは格式高い旅館をイメージします。(cf.達筆→その96:盤石荘 - 廃墟ガールの廃ログ)


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すこし学校にも似た正面です。


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入れません。この格子の横引きタイプの門が学校を思わせるアイテムのような気もしています。奥はホテルの名前のイルミネーションの残骸やファンシーな壁のデザインなどが見えました。


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そしてすぐお向いには高月城がございます。本物です。廃城は1590年とのことですからここも廃墟、と広くくくったとすると大先輩、集落であれば長老レベルです。


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バスの関係でこちらは上まで行けませんでしたけれど、検索するに素人目では城跡を感じるのが難しそうな土地が広がっているようでした。


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春らしい木漏れ日に揺れる静かな空間です。


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看板の裏はではなくって、横断歩道の標識と同じ色でした。デザインではなくて、日の昇る関係であちらだけ褪せてしまっているのだとしたら、面白いなと脳内でにやけつつ、バス停ひとつ分歩いてしまったため、時間を確認します。


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そして、はたと気づくのです。別のバス停のはずなのですが、同じ空間にいるのか、この区間だけ歪んでいるのか、単なるバグか、気のせいか、不思議なこともあるものです。

お分かりいただけましたでしょうか‥‥?

 

 

*廃墟残

 

残りストック:5

 

 

*おまけじゃない

 

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うしろが反射しておりますがことしも『変わる廃墟展』へ足を運んでまいりました。(cf.2018→[http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2018/03/18/220114:title])

もともと、昨年この展示に行ったことを書いた記事がきっかけで出展者のid:toshiharu-hiraiさんに声をかけていただき、ことしはなんと現地ガイドとしてほかの出展者さんのお話や展示のお話まで聞かせていただき、しかもその105:住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログでお会いしたid:drone_skyfishさんと一緒に展示をみにゆき、さらに堪能後別の廃墟探検家の方々と晩ご飯をご一緒させていただきまし、た! (id飛ばしてすみません)

スペシャルすぎて息継ぎのタイミングが分かりません。これもこのブログをやっていたおかげです、出会いに感謝☆ みたいなキャラでは毛頭ございませんが、それでも縁というのは凄まじい力で人と人とを引き合せるのだなと感嘆せざるをえません。こんなカメラも持っていないうえ元写真部を疑う写真の下手さ加えて廃墟を見つけても中まで入りませんしおえかきも文章も漫画も中途半端な自己満ブログ(卑屈がすごい)わたしがこんな関わって良いのかいつまでも疑問を持ってしまいますけれど、この場を借りて改めて、ほんとうにありがとうありがとうございます。

その171:炭火焼鳥くら蔵どん呑

 

 

*基本データ

 

場所:東京都八王子市元横山町

行った日:2019/03/09

廃墟になった日:2009/12/30

詳しく:その170:ホテルなか安【廃墟じゃない】 - 廃墟ガールの廃ログよりも駅より、橋の手前。こちらは元横山店、別店舗も2011/03/04に閉店。

 

 

*評価

 

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:★★★☆☆

見つけやすさ:★★★★☆

 

 

*あれこれ

 

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基本データにリンクを貼った、老舗元ホテルのなか安へ行く途中にございます本物件です。きれいなのもと汚れた黄色がどんよりと存在感を放ちます。コントラストがおもしろいですね。調べるとまだグルメクーポンサイトなどに情報が残っています。駅から徒歩15分の立地が悪かったのでしょうか。まわりは住宅街で、ここだけ駅前の繁華街を持ってきたみたいにみえます。


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正面です。看板はきれな状態で残っていますね。


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メニューです。もう頼めないメニューを眺めるのは切なたのしいです。(cf.限定メニュー→その33:SNACK BAR悦跡地+α - 廃墟ガールの廃ログ)


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左側へずれますと、店舗はこの建物のほんのひとはじで、住まいとしての側面のほうが大きいことが窺えます。各階4部屋くらい、間取りとしては1DKくらいでしょうか。まだお住まいの方がいらっしゃるようでしたので、住居部分は廃墟ではありません。


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そして右部分です。文字と色の抜け落ちた枠組みだけが看板の名残です。(cf.看板枠→その68:弁天横丁【川越浪漫散策3/3】 - 廃墟ガールの廃ログその86:すし正跡地 - 廃墟ガールの廃ログ)


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そして数歩後ずさって見上げると、空室が目立つからか、廃業した飲食店が併設しているとは思えない画になっておいででした。少しずつ違う網戸や雨戸やベランダの様子はその154:廃アパート【練馬区】 - 廃墟ガールの廃ログさながらです。


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いつかアパートごと取り壊されてしまうか、新しい飲食店が入るか、まるっと別施設になるか、行く末はいかがなものでしょうか。

 

 

*廃墟残

 

残りストック:4

 

 

*おまけまんが

 

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今回は居酒屋なので関係しているということで‥‥いつまでここに廃墟無縁のらくがきを貼るのか悩みどころ、といいつつ貼るをくり返す今日このごろです。