*基本データ
行った日:2019/05/04
廃墟になった日:不明
詳しく:国道316号線、長門市内の湯本温泉地域にある。
*評価
怖さ:★★🐝☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★☆☆☆
*あれこれ
もう1ヶ月以上も前のことですが、まだゴールデンウィークの山口旅行のメモです。(cf.バックナンバー→その190:鬼笑亭/秋芳洞【詰込山口1/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その191:住居跡/防府天満宮【詰込山口2/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その192:中国オニマル/にちはら天文台【詰込山口3/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)
一緒に旅に付き合ってくれた高校時代のお友達しあちゃんと、なんなら次に遊ぶお日にちが近づいてまいりました(仲良しです)。それまでにはメモし終わりたいものです。
ちなみに、しあちゃんとは四国の旅を以前にしておりますが、まったく反省の色を見せずに、今回も双子ババアを痛々しくもキメさせていただきました。こんな柄のこんな丈、普段保護色の古着とドクターマーチンににまみれている廃墟ガールですので、丸一日そわそわしておりました。(cf.四国双子ババア→その128:ホテルニュー鳴門【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ)
そしてお借りしたカメラで撮った写真でお送りしますので、いつもよりは若干ましな画質でお送りしております。カメラを買うと旅費が飛び、旅行を優先するとiPhoneSEのクオリティ――難しいところです。
ちなみに、ここは国道316ではなく、写真左端に見えるガードレールの向こうがメイン国道となります。そこから廃墟レーダを察知したため、1本隣へ向かいますと、見事ビンゴ、というわけです。
倉庫、なにかの事業所、作業所、そんな単語が浮かびます。車の搬入口と思われる場所にロープがたわんでいます。(cf.ロープ結界→その101:住居跡&アパート【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログやその140:住居跡【都電荒川線】 - 廃墟ガールの廃ログ)
ずいぶんとパステルな赤トタンです。何枚かははずれて、下地が見えています。(cf.パステル→その130:ファッションホテル パステル - 廃墟ガールの廃ログ)
森深い場所なので、アブだか蜂だかがぶんぶん羽音を響かせていました。一方その頃車内でしあちゃんはなにかのリズムゲームをしゃんしゃん響かせていたことでしょう。
草のお手入れをしていた頃はこんなにも木組みやロープに緑が混じっていなかったのでしょう。成長している自然の分だけ、廃墟の歴史も感じられます。
「徐行」が落ちてしまっています。というか、もともとこんな私有地のような場所にあったとは思えない代物ですので、車道から老朽化により倒れてここまで来たのでしょうか。重量からして結構な移動距離です。(cf.落ちてない徐行→その182:旧ベイシア大泉店 - 廃墟ガールの廃ログ)
どんな用途の場所だったかはわたしの頭ではあまり想像がつきませんでしたが、住宅も店舗もほぼない山道の国道にひさびさに立っている建物がこのようなでして、暗くなってからここをもう一度通りましたけれど、全体的にちょっと怖い夜道になっていました。
*廃墟残
残りストック:4
*B面
こんかいの山口県旅行は廃墟以外にもいろいろなところにお邪魔しており、おまけにするのは勿体ないくらいの詰め込み具合のため、各記事にはB面と称した観光地メモがございます。
つのしま、と読みます。空と海辺が横に、そして橋が縦に走り、そのまま天に昇れそうな場所です。大渋滞を起こしていましたため手前までのお散歩に留まりましたが、それでもこの景色は素晴らしく、いわゆる棒に繋がれたスマホをめいっぱい伸ばした腕で支え、彼氏や友達と顔を寄せ合い、肌が白く瞳が大きくなるようなアプリで自撮りふるスポットですね。(馬鹿にしていません)
うーん、リゾート地や海辺にそこまで魅力を感じない人種だとしても、眼福です。唸ってしまいます。
このときちょうど左手親指に鳥を飼っていたため、飛ばしてみました。(マグリットの「大家族」の画像をネイリストさんに見せ、わがまま言って施していただいた珠玉の作品です。右手には「9月16日」が鎮座していらっしゃいました。)
好きな画家はと聞かれれば、エッシャー(なぜ1発目から版画家)、ダリ、マグリット、ブリューゲル(版画家)、アルチンボルドとシュルレアリスムとトロンプルイユが過ぎて非常に分かりやすい好みをしている廃墟ガールです。