*基本データ
場所:東京都豊島区東池袋5丁目
行った日:2021/09/29
廃墟になった日:不明
詳しく:
水窪川暗渠沿いの平屋物件。富士山広場向かい。
*評価
怖さ:★★★★☆(夜だからそう見える)
廃れさ:★★★★☆(夜だからそう見える)
見つけやすさ:★☆☆☆☆(夜だから見つけにくい)
*あれこれ
紅葉川(もみじ)
その377:【暗渠ハンター】青山北町アパート【笄川】 - 廃墟ガールの廃ログぶりの暗渠ハンター(公園の遊具のシフトの時間が大きいお友達用に変わる夜に暗渠をはしからはしまで歩き倒すだけの活動)活動報告となります。書くのはひさびさですが暗渠散歩自体は「部活」と称してけっこうなペースで繰り広げられています。なぜ書くのがひさびさなのかというと、廃墟がなかったからです。
店舗で見かけるような冷蔵庫? や、
大喜利してくれと言わんばかりの落書きの壁などは見つけていますが、廃墟は見つからなかったのです。
蟹川
全身が台所のシンクのような素材の家がありました。コード類は外れていたのでこちらはもしかしたら廃墟だったかもですが、真相はわかりません。
例によってこのときはハンター仲間のバックパーマーズさんのひとりさん(ユニット名らしいので)とくっちゃべりながら歩いていたら、「?!」となりました。明らかにひときわ目立つ、人目を引く、他の建物とは一線を画した、暗い中でもようく分かるビルがありました。
あとで調べますと梵寿綱(ぼんじゅこう)さんというかたが手がけられた賃貸物件なのだそう。暗渠の楽しさを教えてくれた地図子さん(id:chizuchizuko)も地図子、蟹川を歩く - ふと思い立って、プチ冒険で触れられています。その27:養老天命反転地【フォトジェニック】 - 廃墟ガールの廃ログのように熱量に溢れたデザインなのが伝わってきました。明るいところで見たい建物リストゆきです。(暗い中で散歩してるあるある)
最近改装工事が終わり新しくなってお目見えの狂気ぶたちゃんも狩るのを忘れません。塗装されたてのちゅるんとしたボディは狂気っぷり半減で愛らしく見えてしまいました。
水窪川(みずくぼ)
かなりお気に入りの暗渠です。ものすごく小刻みに曲がりくねっていてぐねぐねです。おまけに絶妙なセンスの広場があります。日光東照宮や中禅寺湖、華厳の滝など、日光を現している場所だそうです。
まあ東照宮に入って写真撮りますね。廃墟ガールは猿腕なので関節おかしいですが腕は折れておりません、ご安心ください。(cf.折れてない→その8:【再訪】池島【画像大量3/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)
もう1箇所富士山広場です。こちらも最高でした。門は心の綺麗なひとにしか見えない住宅の入口のようです。
階段トマソンの収納とテイクアウト専用飲食店窓口ごっこのできるかわいらしい枠組みを拝むことができました。またしても地図子さんのブログを参考にしますと、地図子、水窪川を歩く - ふと思い立って、プチ冒険にある通り本棚なのだそうです。
ではそこからくるりと反対側を向いてみましょう。するとこのような眺めとなります。画質が最悪ですがやっと廃墟です。
扉が開いたままの角度で時を止めています。素晴らしきバランス感覚です。
撮られていました。部活の時は帽子も古着もDr.Martensもありません。なんともつまらない格好です。
街灯そば、掲示板すぐ、暗渠沿い物件です。
建物から蔦が飛び出て電線にも伸びていました。元気です。(cf.枯れてても元気→その80:住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログ)
向こうの家の明かりがここにも届いておりました。
そして端っこはトタンに合わせて自転車の死骸が幾重にも折り重なります。自転車が積まれたあとに草が成長したのがわかります。
暗渠ハンターの記事は暗渠ごとに書くと決めているので、なんとも廃墟にたどり着くまでが長くなりがちです。今回なんていっちゃん下になってしまいました。飽きますね。水窪川と鏡合わせのような暗渠が1本ございますので、そちらは次回にまわします。