拠点にしていたのは高松市、そこから約3.5時間車を走らせ、高知のはしっこ室戸へ向かいました。数年前には台風で行けなかった室戸です。遠かった……。(cf.その127:なにかの枠組み【スカイレストニュー室戸を目指して】 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.バックナンバー→その465:畑田変電所【爆走四国アゲイン1/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その466:大衆館【爆走四国アゲイン2/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その467:【出張暗渠ハンター】事務所跡【爆走四国アゲイン3/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その468:【画像大量】甚五郎【爆走四国アゲイン4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その469:屋島ケーブル【爆走四国アゲイン5/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)
事務所のような建物はさらりと観察します。なぜなら、
どうしてもこちらに目がいってしまうからです。前日は途中まで雨模様だったのですが見事な晴れでございます。
わあ。ド迫力。
巨大機構は心踊ります。
縦にも横にも大きく存在しています。圧倒的存在感。
セメントなどが入っていたのでしょうか。スライダもあります。工場夜景もそうですが、わたしにはこの管が、線が、バルブが、タンクが、どんな目的や役割をもっているのかはてんでわかりません。わからないなりに、わからないまま、見て、そのままに魅力を感じているわけですので、それはそれでよいのかなと思っています。
前の日の雨が水はけの悪い地面に溜まっていました。水にたつ工場です。
緑は濃くなり、赤は薄くなり、現役稼動時と形勢逆転しているのでしょうね。
このへんはその450:針尾送信所【バースデー長崎3/7】 - 廃墟ガールの廃ログを思い出します。なんにせよ素敵。スイッチくんはいつだってかわゆい。
お行儀の良いドラム缶くんたち。
反対側にも事務所というか、おそらく従業員さんたちの休憩所になっていたであろう建物がありました。
ソファに座って飲み物を飲みながらお昼ごはんして、みなさんでテレビ見て談笑したり、新聞を読んだり、一服していたのかなと想像します。
このハンガーの感じ、マットレスの感じ、カーテンの感じ、ちょっと予感がよぎります。
冷蔵庫で確証。どなたかが写真を撮るために扉を開けたんではないかと予想しました。よい被写体をお探しだったのでしょう。その394:化女沼レジャーランド【画像大量2/3】 - 廃墟ガールの廃ログやその440:細江園【ライブペイントあり】 - 廃墟ガールの廃ログでも思ったやつです。もちろん全然違うかも、見当違いも甚だしいかもしれませんけれど。
これも、絶対誰かひとつ犠牲にしてテープびろんびろんに出したでしょうと思ってしまいました。
VHSの調子が悪いと、ペンでこの白い部分をぐりぐりまわしたら再生できることがあるよね~と同行者と大盛り上がり。
ごちそうさまでした。
もう一丁。同じ道路沿いにありました。カラオケボックスだそうです。晴れ晴れの中ビビッドフィルタかけてるから色味狂ってるけれどこのままゆきます。
田舎のカラオケ、という装いが感じられる。縦ではなくて横に広げるスタイル。
おまけは香川のうどんと徳島ラーメン。どこかへ行くときに真っ先に切り捨てられるのはご当地グルメで、ここ最近は群を抜いてひどく、最悪コンビニでカロリーメイトやじゃがりこ買って運転しながら食うだけでもいいやという具合なのだが、いちおうさらっといたほうがいいねと最低限のごはん。別に食べるのが嫌いなわけではないのです、偏食なだけ。美味しかったです。
トリを飾るのはあの場所、続きます。