雨です。避暑どころかもう寒々の北の大地、まだ続きます。(cf.バックナンバ→その578:避暑失敗北海道①② - 廃墟ガールの廃ログ、その579:避暑失敗北海道③ - 廃墟ガールの廃ログ、その580:避暑失敗北海道④⑤⑥ - 廃墟ガールの廃ログ、その581:避暑失敗北海道⑦ - 廃墟ガールの廃ログ、その582:避暑失敗北海道⑧⑨⑩ - 廃墟ガールの廃ログ、その583:避暑失敗北海道⑪⑫⑬ - 廃墟ガールの廃ログ、その584:避暑失敗北海道⑭⑮⑯ - 廃墟ガールの廃ログ)
3階建ての団地。もう1棟しか残っていませんが、これがたくさんこの斜面に建っていたらと思うとわくわくします。
構造はよくある階段室型なのですが、コンクリの塗装がむき出しになっているのと、草木がちょうど入口を隠すように育っているのとで、ものものしい感じがします。(cf.階段室型団地→その4:県営釜神町アパート跡 - 廃墟ガールの廃ログ、その359:【暗渠ハンター】上井草社宅【桃園川】 - 廃墟ガールの廃ログ、その530:富士見町社宅【撮りすぎ静岡1/10】 - 廃墟ガールの廃ログ)
こちらが入口です。1枚上では見つかりにくい有り様です。しかも共用スペースはちょっとなんだか三角というか、台形になっています。
本来はここも横長ガラスが嵌っていたのでしょう。
より寄ったお写真は撮ってもらいました。ありがとうございます。窓がなくなったので針金米印作戦が巡らされています。その向こうにピントを合わせれば、ポストと階段が見えるわけです。
ようく見ればわりと個体差があって面白い。(cf.個体差ベランダ→その154:廃アパート【練馬区】 - 廃墟ガールの廃ログ ここも解体されてしまったそう。悲しい)
撮られていました。車からおりてすぐなのと、雨風なので帽子がない。本体不在。
覗くと楽しい長方形の穴。
個性出ていて楽しいです。見上げるとレンズに水滴がつく(雨)ので大変。
入口横の木はおのおの育ち盛りでした。
はしっこの区画まで来ました。折り返します。
同じ場所でも反対側から見るとまた違う見え方をします。横長ちゃんから光が差しています。
このお天気でかえって良かったと思うくらいには、雰囲気抜群でした。
数輪、何度かこの北海道で見かけた黄色いお花か添えられていました。
お次、手前は駐車場でした。いよいよ雨だし夕暮れが近いしで曇天の王様みたいな空になってきています。傘なしでは普通に濡れるくらいには降っていました。事務所跡というか事業跡というか、カテゴリ分けが難しくて最初で最後の赤カードです。
正面はまだ立派な外装が残っているものの、横から見ると経年劣化が感じ取れます。
あとで出てきますが正面の引き戸が見えますね。それとがんばって覗いたら見えるらしい和式便所、がんばってみましたが見えませんでした。がんばりが足りませんでした。
黒板なら見えました。
柵の曲線が良いですね。塗装がはげているせいか、コンクリ打ちっぱなし、一面壁! みたいに見える中の小窓はギャップ高めです。
正面へまいります。
先程見えた引き戸はこちらです。ここだけだと一般の住居跡にも見えます。
調べてみたら2021年時点では「部」は現在だったみたいです。2年の間で旅に出てしまったのですね。(cf.HTEL→その319:HOTEL SAGA(仮)【レツゴーキューシュー6/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、井医院→その433:井医院 - 廃墟ガールの廃ログ)
まだまだ飛ばします! こちらと、
お隣さんのこちらです。上は倉庫的に使われていそうでもありました。お隣さんのほうをピックアップします。
透かしブロックにありそうなデザイン(分かりにくすぎる例え)、見切れた8、大道芸の中国ゴマのようなお店の顔と、そこから伸びる紅白ひらひらの屋根、「かどや」を主役にV字に続くシンメトリィ。面白い構造です。
雪が積もりにくいのでしょうか。(cf.最近のドライブイン→その365:【活版印刷あり】ホテル・ラ・レインボー【晴れの国岡山3/3】 - 廃墟ガールの廃ログ、その502:山中湖周遊【撮りすぎ山梨1】 - 廃墟ガールの廃ログ、その557: 栗子板谷ドライブイン【サクラ山形6/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
何枚か縦長に区切られたガラスは枠ごとにバリバリ、伸びるコードと剥げた塗装、屋根や天井が部品になって宙を舞い、上から下から中から緑がくまなくまぶされトッピングされる景色、ばっちりです。(cf.その景色→その185:忠治庵【群馬県太田市】 - 廃墟ガールの廃ログその468:【画像大量】甚五郎【爆走四国アゲイン4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その527:高見リゾートホテル【爆走海道4-4/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
フィリックスみたいなネコがいます。
まさかまさかの下向きの階段がありました。地下へ伸びていく(というかここが2階で下が1階の可能性もあります、小高い立地なので)スタイルのようです。(cf.その128:ホテルニュー鳴門【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ)
ガラスと緑が画面上の面積比を競っています。ガラスは曇っていて緑に反射増幅の反則技を封じているので良い勝負なのではないでしょうか。
ツーリングやドライブの憩いの場だったことがよくわかります。北海道のスケールだと、ほどよく休憩スポットが出てきてくださらないと困ります。身をもって体験しました。
北海道でもぶたちゃん保護は忘れない! ぶたの象形遊具を追い求めています。アカウントはこちら。
撮ってもらったけどベストショットすぎる~かわいい!!! ほかこのタコちゃんの顔を真似たわたしが横にいる写真も撮ってもらったけど放送事故案件なのでさよなら。
もう1ヶ所はけっこう石味が強めでした。こっちもかわいい~長ぶたちゃんもいます。
それと、隣では廃交通公園があったので記念にこちらも。教習所みたい。
トイレにはキキがいました。