鬱蒼と茂る木々の向こうに入口が覗いていますね。来客者や従業員はここから入ったのでしょう。てことで引き続きホッカイドーでございます。(cf.バックナンバ→その578:避暑失敗北海道①② - 廃墟ガールの廃ログ、その579:避暑失敗北海道③ - 廃墟ガールの廃ログ、その580:避暑失敗北海道④⑤⑥ - 廃墟ガールの廃ログ、その581:避暑失敗北海道⑦ - 廃墟ガールの廃ログ)
この建物、総じて窓にはサーキット柄の型板ガラスが使われていました。なかなか見かけないデザインです。(cf.型板ガラス→その548:国府関団地【バースデー千葉8/8】 - 廃墟ガールの廃ログ、その569:本家旅館【みなかみぐんま3/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
中はある程度は人の手――様々な目的でここに入ったひとびとの手ですね――で雑多にデコレーションされていそうでした。
ここもサーキット。
この四角穴が1番大きく様子を見ることができます。
二重の紐がアクセントです。その向こうは危ういと廃れのオンパレード。
水明荘は黄色、青柳冷蔵は紫のお花がペアのようです。
入口付近に戻って、上を覗くと社名が発見できます。「青柳」は落ちてしまったのでしょうか。
お次! すぐ近くです。びばいばいお、声に出して言いたくなる廃墟名。余談ですがたきかわじゃなくてたきがわだし、あかひらじゃなくてあかびら。さすが北海道、基本的に難読地名しかない! 滝川や赤平は序の序の序の口。美唄も読めない。
このおもしろ〇は給水塔なんだそうです。見かけたその場ではミラーボールって呼んでいました。
緑さんが生い茂りに生い茂っていらっしゃいましたので全貌が掴みにくい外側でした。
コンクリ素材の上層部が欠けてそこから生えている。地表をくまなく埋めている♪(?)
お古いデザインでいかした街灯くんも見つけました。いかんせん敷地がでかすぎて建物が遠く、ぽつんとしか確認できず。
次! 炭鉱が関係しているのでオレンジカードと迷いましたが、変転所なのでインフラ系として青カードにしておきます。(地味に法則があります。)
まず、北海道の指定道路は「道道」と呼ぶことが面白いし、4桁分あることも面白すぎます。北の大地スケールが過ぎる。肝心の道道1129号ですが、途中から舗装がなくなって砂利道でした。ぼっこぼっこ凹んでいてインディージョーンズアドベンチャークリスタルスカルの魔宮に乗っているみたいでした。それも面白いし、変電所前の道道はすこし路肩が膨らんで駐車場も兼任していました。アレンジ度高めです。
変電所や発電所は総じて期待しても裏切られない好みの建物のことが多く、今回も最高にかわいかったのですが、いかんせん虫(でっかいハエ)がめちゃくちゃ車を攻撃してきて、乗り降りが大変でした。何匹も車内に招いてしまい、同行者様が激しい攻防戦を繰り広げました。恐怖。
その233:満月跡地【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログのようにガラスは価値がありそうです。
側面から飛び出たジェットコースタのようなレール、なんでしょうか?