*基本データ
廃墟になった日:2011年時点でもう営業していない模様
詳しく:1980年前後に開業した遊戯施設跡。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
やっと終わります。副音声形式もひとまず今回まで。長かった……(cf.バックナンバー→その519:みはらし温泉【爆走海道1-4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その520:ゴミ焼却場【爆走海道2】 - 廃墟ガールの廃ログ、その523:new ROMA【爆走海道3-3/3】 - 廃墟ガールの廃ログ、その524:生口中学校【爆走海道4-1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その525:KOA【爆走海道4-2/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その526:ヘルシーリゾートサングリーン【爆走海道4-3/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その527:高見リゾートホテル【爆走海道4-4/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その528:とらふく【爆走海道4-5/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
ちいさいけど存在感ある三角旗が立っていました。尾道駅から山頂付近まで歩いたのだけど、びっくりするくらい廃墟が見つかったので最後は総括してナンバリングしておきます。
列車だ! 遊亀公園に似ているのがあった。
手前にメリーゴーランドのおうまちゃんもいました。ダークメルヘンな写真を撮るにはぴったりかもしれません。しかしズームすれどもすれどもススキが邪魔で無理でした。このおうまも遊亀公園に似ているのがあった。遊亀公園の汎用性。(cf.その506:遊亀公園+α【撮りすぎ山梨6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
そしてカラスの行水、
猫の細道への入口を見つけます。歩いてみましょう。
お猫様だらけのお猫好きにとってはたまらないスペースのよう。ただコロナの影響でやっていなかったり、まだまだこれから新しく整備されて建つ予定だったりしそうでした。そういうのを抜きにしてもくねくねだんだんの細道をゆくのは楽しいものです。
どんどこ進む。
メーターがくっついてたんだろうなあ。
そして廃墟群に遭遇。適当にお散歩していたら到達しましたがこちらも有名のよう。かわいらしい建物がひしめいているけどがらんとしている。
こっちが家の中と勘違いする緑。レイヤー間違っていますよ。
まあ確かに、丸いフレームと凹んだ黒い釦だけで呼鈴ってわからないひともいるかもしれないものね。親切かつ明瞭な説明。
猫の細道というだけあって、道中人間と同じかギリギリ人間より多い数の猫が通り過ぎてった。猫を優先しすぎると廃墟が日の目を浴びる、なんともいえない観光スポット。
これはここで撮ったのかしら? 撮ってもらったやつなのでいまいちぴんとこない。物撮りすぎると背景と紐づかないな……
斜面を覆う家々。圧巻の眺め。半円の窓がかわゆい。
こうやって段々になっているのがたまらない。現役だったとしても最高の眺め。
振り返ってもう1度おかわり。
くだりながらもまた横が住んでいない。斜面に沿って合わせて造られている段々構造のおうち。
色々な角度の線が入り乱れる。ここ重機は入れるのかしら。そもそも。最寄りの道は坂で下手したら階段になっていて、自転車すら通れなかったりする。取り壊し建て替えできるのかしら。だから猫の細道のようにセルフビルドで再利用してゆく選択肢があるのかも。
身元調査とは……?? しかもこんならステッカーがあるってことは頻繁に来るってこと?? 「セールス・勧誘お断り」なら馴染みがあるけれども……?? と思って調べてしまった。なるほど自身のことではなくてご近所さんのことを聞きに来るのか。
そろそろ右を見ても左を見ても状態になりつつある。駅方面に帰ろうとしているのにぜんぜん休憩をいただけない。
廃太陽光もあった。売電収入が……
もう解体秒読みだよ! 周りはすでに更地だもの! 飽和状態にぶちこまれるツッコミ待ち案件。
開け放たれる窓。十分な換気が行われています。
日本家屋の装い。
近くで登れるところがあったので登る。明るい青タイル。
あぶなっかしい。さまざまなものの均衡がきっと風のひと吹きや小石ひとつの衝撃で崩れる。
ベランダのガーデニングコーナー。
尾道は廃墟なんてなにも関係なくとも歩くの楽しいエリアなので、かれこれ今回で4回目くらいだったと思う。けど、このエリアに来るのはおそらく初めてで、きっと次来る頃にはこの辺はがらりと様変わりしていることだろう。建物自体の老朽化や家主の不在などで、きれいなアパートか駐車場か、店舗になるのかな。尾道も変わってゆくんだろうなを感じた。
*おまけ
シリーズ最後のおまけは、猫の町尾道で見つけたお猫様コレクション。大久野島のうさぎ、宮島の鹿、尾道の猫となんだかんだ動物ざんまいでしたとさ。
この子はこの斜面をなんども滑っていた。背中かゆいのかな。