*基本データ
行った日:2021/08
廃墟になった日:不明
詳しく:県道17号線(沼津土肥線)沿い、若松海水浴場近くに位置する。沼津駅からはバスで63駅。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★☆☆☆
*あれこれ

まずは廃墟ではございません。海辺にひっそりと停まるバスです。


元は横浜の商業施設の中で営まれていた廃バスバーなのだそうです。その後オーナーが変わり紆余曲折を経て、ここにたどり着いたのだそうです。廃バスバー、なんてわたし好みなのでしょう。

冷房はございませんが、ずいぶんと粋な扇風機を出してくださいました。TOSHIBAの文字ですらレトロ調です。(cf.National→その67:店舗跡(モリヤ人形店隣)【川越浪漫散策2/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)



行った時期には完全予約制、酒類提供はありませんでしたが、そんなことはどうでも良くなるくらいに良い場所でした。黄昏時や夜に行ったらまた違う最高が待っているのでしょう。

裏手の海に出ました。フナムシがいすぎて水に入るのはやめておきました。


この海のすぐ向かいはくねくね道で、その向かいにぽつねんと廃墟がございます。


広さ的に住居ではなくて倉庫とか作業所なんかかもしれません。蔦でデコられています。バスの店員さんにもお聞きしましたが、かなり長い間このままの建物とのことでした。



屋根もドアも歯抜けです。写真では写せませんでしたけどドアの向こうも風通し良好になっています。

ガラスの向こうはフレンドショップにいはり案件です。(cf.その61:フレンドショップにいはり - 廃墟ガールの廃ログ)
*おまけ


そのあとはおともらちに教えてもらった注文も商品もすべて東海道になぞらえた水流から流れてくるのを見たり、

低くて長くて暗い連絡通路を歩いたりして、日の暮れるのを待ちます。(cf.ここも夜間婦女子の一人歩きは危険→その5:廃団地【茨城県日立市】+α - 廃墟ガールの廃ログ)


これは暗くて細くて一本道のトンネルで夜間は怖いですよという意味なのか、壁画的に怖いですよという意味なのか、ちょっとわたしには分かりません。


いまさらですが今回のおともの紫芋ちゃん(中学の同級生)は去年一緒に行った廃線ウォークのTシャツ、廃墟ガールは飛行機柄のシャツで参戦しています。(cf.その310:【画像大量】信越本線新線横川~軽井沢間【廃線ウォーク】 - 廃墟ガールの廃ログ)
*暗くなってきました

そう、この日はバスや電車や乗り物に乗ることが多かったため、乗り物に関連したドレスコードがあったのです。(cf.食いもんを耳にくっつけるドレスコード→その348:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【曳舟井戸戦争後編】 - 廃墟ガールの廃ログ)


空が赤くなり、青くなり、黒くなってから、鋭く光る、パイプ、バルブ、柱、階段、タンク、塔、電線、それぞれへの反射と、そうでない部分のコントラストが、ガタンゴトンの音とともに現れて、すぐに過ぎてゆきます。異世界でなくてなんだというのでしょう。

電車を眺めたり、普段と違う明かりの消えた電車内を眺めたりするのを楽しむのも良し、何回か現れる工場地帯の間を縫う景色を堪能するのも良し、楽しみ方はたくさんあるように思えました。わたしは専ら工場夜景をたいそう美味しくいただきました。岳南鉄道の前知識ゼロだった(ヒヤパちゃんこれ好きそうだねというおともらちのお勧めの言葉のみでやってきた)ため、なんなら「工場地帯専用の路線」と勘違いしていたほどです。ぜんぜん違いますが、そう勘違いできるほどの最高な写真たちを置いておきます。



廃バスも、そのお向かいさん廃墟も、どんぶらこレストランも、細長通路も、もちろん工場夜景鉄道も、この日摂取したものはすべて素晴らしかったです。両手を合わせて、ごちそうさまでした。