*基本データ
場所:鶴岡市湯温海湯見ケ代
行った日:2023/04/08
廃墟になった日:2013
詳しく:1970年代にはすでに開業していた温泉旅館。現在確認できる2棟の建物のほか山側にも建物があり、全部で57室の大型旅館だった。スカイラウンジ、大広間、大浴場などの施設がはいっていた。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
なんでもスケールの大きい山形県シリーズです。お次は山の上にあるこちら。何個も高速のトンネルを越えてたどり着いたのですが、山形にはサービスエリアというのが存在しないのでしょうか、どこかドライブする際はサービスエリアに夜のが大好きなんですが、ありつけませんでした。それと、トンネルを超えたら雪! 次のトンネルは雨! その次は晴れ!! のようにかわるがわる天気が訪れて、「山の天気は変わりやすい」ってこういうこと?! を体感しました。
(cf.バックナンバー→その553:善法寺駅+道の駅【サクラ山形2/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その552:次年子小学校〇+□【サクラ山形1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
寒かったです。
基本データにも書きました通り、かなり大きいです。その444:【画像大量】鬼怒川温泉駅とその周辺【1/3】 - 廃墟ガールの廃ログやその519:みはらし温泉【爆走海道1-4/4】 - 廃墟ガールの廃ログを思い出します。きょうはなんだか参照記事多めになりそうです。
永久に稼働しなそうな社用車が佇んでいました。この広さに1台のみです。(cf.廃送迎バス→その483:七洋園&太公望【海辺和歌山5/10?】 - 廃墟ガールの廃ログ)
あつみ、と読むそうです。あたみみたいなものでしょうか。気持ーち斜めになったホテル名のフォント、愛です。(cf.熱い海→その145:廃ビル【お散歩熱海1/7.5】 - 廃墟ガールの廃ログ)
ここをくぐればロビーと予想します。
直近の催事はないようです。当然です。
現役の頃は暖かな光を灯してみなさんをお出迎えしていたのでしょうね。冬には雪に滲む橙、味があります。
まあ、この子がベストかわゆい廃アイテムであることは揺るぎません。まんまるぽっちの釦です。愛らしい曲選。
毎度ながらガラスに映るシルエットは廃墟ガールのものですのでご安心くださいませ。
西館と東館の連結部分でしょうか。東北地方最大、と呼ばれているだけあるスケールです。ここでも山形の広大さを思い知ります。
嗚呼、お美しい。このお写真は撮ってもらいました。かっくいいです!
外席も繁盛していたのでしょう。
はっぱちゃんがアクセントです。このお写真も撮ってもらいました。
この羽ではもう1ミリも動けなそうです。
この旅館は川を挟んで橋の向こう側にあります。こちらは対岸から撮ってもらった1枚。いままで載せてきた写真のはしばしに映っていたのは何を隠そう桜です。4月の2週目でも、東北だと桜が咲いているのです。当たり前のことですけれど衝撃を受けました。4月にはっきりと咲く桜なんて、なにかと満開前後に大雨や風で散りがちなトーキョーでは、見られないのです。桜前線の北上を目の当たりにしました。
*おまけ
山形県にもアニマルライドはあります! 河川敷の広大な敷地に、ふんだんに散りばめられるライドたち。
おなじみの規格や、ここでしか見たことのないタイプの子もいて、歓喜でした。雨も忘れるほどです。
おなじみのぞうさんや、スイカ柄になっているおなじみのかえる2パターンなど。
撮っているところを撮られていました。こんなにアニマルズが集結している場所は全国レベルでもそうありません、いつまでも残っていてほしいものです。
大本命のぶたちゃんもいました! ここでのいちアニマルの数としては最多の5匹(+親戚のイノシシ)もすやすやしています。
狂気ぶたのはじまりとしては、もう何度も書いていますが、暗渠沿いに、街中の廃墟沿いに、団地にある公園にたまにいる、ぶたの象形遊具のことです。まったく統率のとれていない思い思いの方向を向いて、なぜか安らかに眠っているデザイン(しかもどの公園にいるぶたちゃんも同じ)に、センスと狂気を感じたため勝手にそう呼んでいるわけです。狂気ぶたのいる公園の情報のみをただひたすら垂れ流すTwitterアカウントもあります。よろしければフォローくださいませ。
(cf.ファースト狂気ぶた→その242:【プチ冒険×廃ログ】きのした商店【板橋区散歩2/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)
そしてもうひとつ、最近趣味アカウントを開設いたしました。こちらもよろしければ是非