

バースデー編最後はオール再訪場所なので逆にナンバリングは進みません。数年経つともう違った姿になっていたり、逆に同じ姿を保っていて力強さに驚いたり、これはこれで楽しいのでした。 (cf.バックナンバー→その687:到津市場【バースデーキューシュー1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その688:船小屋温泉共和国【バースデーキューシュー2/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その689:土橋市場【バースデーキューシュー3/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)

その230:志免鉱業所竪坑櫓&志免鉄道【気まぐれ福岡/志免町】 - 廃墟ガールの廃ログ

まずはこちら。6年前に見たときはまさかの改修工事中で、上部分はいつぞやの日光東照宮のように完成図の実物大イラストが描かれたシートで覆われていました。ので、実質初見です。


ダイナミックなのと、とんでもない晴天なのと、周りは公園でキッズが遺産をものともせず遊んでいたのかかなり印象に残りました。風が強く、凧揚げしていたご家族もあり、気持ちよさそうに凧が泳いでいました。

その315:山小屋会館【レツゴーキューシュー2/7】 - 廃墟ガールの廃ログ


お次です。こちらも5年ぶりくらい。前回は晴天の中の観察で規模に圧倒されたのですが、今回は曇天なんなら小雨で若干おどろおどろしく見えます。たくさん停まっていた車が一掃されています。

タイルのトマソンがあります。水場だったのでしょうか。


へしゃげたシャッターの巻き取り部分と、踊り場が抜け落ちてトマソンと化した外階段アンド高所ドア。


山小屋会館の見せ場はなんといってもエレベータだと思うのですが、変わらずに鎮座していらっしゃいました。(cf.エレベータ→その532:廃工場【撮りすぎ静岡3/10】 - 廃墟ガールの廃ログその581:避暑失敗北海道⑦ - 廃墟ガールの廃ログ、その667:グリーンヒルズホテル【てげ宮崎1/?】 - 廃墟ガールの廃ログ)


2度目だって何枚も撮ってしまいます。


社員寮なのか管理事務所的建物なのか、バックヤードを感じさせる離れも観察しましておしまいです。

その239:コンクリート桟橋【異世界能古島③】 - 廃墟ガールの廃ログ

最後です! 異世界にまたしても行ってまいりました。かわいいカップくん、6年ぶりの再会です。


帰りのフェリーまでの間、さつまいものタルトケーキをいただいた素敵なお店は閉まっていました……昨日今日のお話ではないのかもしれません……寂しいです。

おばあちゃまに「なに撮りよったと?」と聞かれたかわいらしいガソスタはご健在。

暗渠ですね。前回は暗渠が認識外だったので気づかなかったようです。

そうそう、これですこれ。見るだけで心穏やかになります。

月曜でも月木でも月よう木ようでもなく月よう木、です。前回は気がつきませんでした。またはなかったのかもしれません。

お美しいです。この曲線美がたまりません。

遊歩道が終わって、看板がありました。前回はなにも立っていませんでしたが、密猟禁止のお知らせと、橋に登らないでの注意喚起でした。橋、というのはほかでもないこれから見に行く桟橋のことです。過去にいきすぎた承認欲求をお持ちのかたなどが登ってしまったのでしょうか……

簡易的な足場が組まれていました。


だんだんと見えてくるのもお馴染みです。ここは足場の悪い海沿いを片道30~40分歩くのですが、途中でほんとうにあるのか、道はあっているのか(一本道なのに)不安に駆られ始めたくらいで桟橋が現れます。前回は1人で、今回は同行者さんと一緒にひーこら言いながら歩きました。

無事に到着です。やっぱり、ここには、波の音と朽ちた橋しかありません。それだけ、です。

前日――❷の山小屋会館訪問の日です――が雨だったからか増水していて、前回と柱1.5本分くらい波打ち際が違っていました。面白いです。


かなり狭く感じました。もっと奥まで歩けたのが嘘のよう。


無理やり前回と同じアングルで写真を撮っておきました。


復路の憂鬱やフェリーの時刻表に気を揉むことや往路の筋肉痛など、一切合切はここではどこかへいってしまいます。異世界ですから、空と海と波と橋だけなのです。また来れて良かったですし、また来れたときにまだあって良かったとも思いました。