廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その441:なにかの枠組み【浜松市】

 

 

*基本データ

 

場所:静岡県浜松市北区三ヶ日町(みっかび)

廃墟になった日:2007年頃には相当廃墟だった模様

詳しく:県道85合線沿いに位置する事業所跡。火災により焼け落ちたままの状態。

 


*評価

 

怖さ:★★★☆☆

廃れさ:★★★★☆

見つけやすさ:★★★☆☆

 


*あれこれ

 

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なにかしらが予告されています。進んでみましょう。


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木に隠れてちらりと見えてきました。


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あら、こんな素敵な鉄骨物件の予告でしたか(違います)。近くには電線と電柱もあり最高のロケーションです。


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よく晴れています。お散歩日和です。同じ骨組み系でもその127:なにかの枠組み【スカイレストニュー室戸を目指して】 - 廃墟ガールの廃ログのときとはわけが違います。外階段の螺旋が良い味出しています。


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窓枠の残り、斜めの部品、錆と蔦、完璧です。何回かにわたり東海地方の廃墟をメモしてきましたが、ここが1番お気に入りかもしれません。


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鉄の骨組みですが、途中で切れているようにも見えます。ここが正しいはしっこで合っていますでしょうか。こういった業界のことをまるきし知らないので分かりません。螺旋の一段一段の合間から見える鮮やかな白や青を見ていると、分からないままでいい気はしてきます。


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全貌縦画面バージョンです。3階建てまたは2階建てと屋上、だったみたいです。


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お美しいシルエットの限りです。惚れ惚れします。定点観測や再訪はあまりせず、一期一会的にいつもお散歩しているのですが、ここはまた見にゆきたいなと思います。

 

 

*おまけ

 

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おまけは狂気ぶたです。狂気ぶたというのは俗称オブ俗称で、公園にはさまざまな遊具がありますが動物などをかたどったものを象形遊具といいます。そのぶた部門を呼んでいるわけです。こちらはなんとピンク黄色水色と5色展開。みんなちゃんと思い思いの方向で寝ているので狂気全開です。


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緑はアボカドのようです。


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赤色ぶたちゃんは今まで見てきた狂気ぶたの中でも特段に小さなサイズでした。かわゆいです。


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次は砂場の中にぽつねんとソロ参戦しているもの。ちょっと鼻が大きめ、色は通常。にしてもけっこうの数ぶたちゃんを観察していますが、若干の個体差はあれど基本この規格です。公園界のぶた象形遊具はどこかのデザイン会社様の独占市場なのでしょうか。


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固定されたコーヒーカップを見つけました。なんとハンドルで車体が回るのです。わたし的最推し遊具は谷端川にあるスピード取っ手もといトラックライドですが(その360:【暗渠ハンター】住居跡【神田川支流】 - 廃墟ガールの廃ログ)、これはNo.2となりました。