*基本データ
場所:
行った日:2020/03/20
廃墟になった日:2012年時点でかなりの廃墟
詳しく:開業時期不明。根徳商店・土合SSという名前のよう。県道117号線沿い。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
銚子の手前、ほぼ千葉県、神栖が続きます。(cf.バックナンバー→その271:事務所跡【カオスカミス1/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その272:住居跡【カオスカミス2/9】 - 廃墟ガールの廃ログ)
今年1月、宇都宮をドライブした際には夜のガソリンスタンドに立ち寄りました。その261:ガソリンスタンド跡地【宇都宮市】 - 廃墟ガールの廃ログ
今回は色合いがその真逆をゆくような物件です。ちなみにカメラを借りての神栖旅でしたので、いつもよりぐんと画質がきれいで写真を撮るのがわりかしましかとまだ思えるようなクオリティとなっております。たくさん撮ってまいりましたので、とくとご覧くださいませ。
ええ、もう最高評価を下しても問題ないかと思います。なんてバランスのとれたシルエットでしょう。
この危うさこそです。伸びる実体のない影のほうがまっすぐとしています。神秘です。
青空とポールと廃墟ガール
てっぺんですら朽ちかけています。青空の下の瀕死の金属、なんとなくその131:行川アイランド&行川小学校 - 廃墟ガールの廃ログの券売機のお姿と重なりました。
1部分ずつ観察します。屋号はこちらのようです。「根徳」はどうお読みするのでしょうか。ねのり? こんとく? 珍名さんでしょうか。それともこの地の旧名でしょうか。なんにせよ錆と枯れた枝まみれです。
トマソンを発見します。
あの横顔もございます。
外周にも少し出てみました。看板は緑も廃墟と化していましたが、外は元気です。
ビニール傘の成れの果ては、その201:葵グランドホテル - 廃墟ガールの廃ログでも見かけました。
フォントが可愛らしいです。(cf.かわゆいフォント→その244:【プチ冒険×廃ログ】居酒屋跡【板橋散歩4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その256:旧八里郵便局 - 廃墟ガールの廃ログ)
危険物に関するかわいらしい通知を見つつスライドします。基本的になにがなんの目的の建物だったか、ガソリンスタンドに詳しくないものでさっぱりです。
こちらはテレビさんのお住まいでしょうか。玄関でお出迎えしてくださいました。(cf.テレビ住み→その231:住居跡×2【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
個性的なデザインの壁にお住まいです。床は藁のような素材が敷き詰められていて、冬でも暖かそうですね。(cf.落書き壁→その14:ブラックマンション 【茨城県笠間市】 - 廃墟ガールの廃ログ、その128:ホテルニュー鳴門【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ)
そしてお隣へ移ります。横長の施設です。
こちらは先程の2軒と比べて背が高く、広さもあります。事業所はこちらだったのでしょう。
そこで気になるものが落ちていました。このご時世に、ということもですし、テープの手作り感もですし、あれ、さきほどテレビさんを見かけましたね……となります。
そして天井のこのような具合です。絶対にこの空間には進んではいけません。いつトラップが落ちてくるか分からないのです。
最後に1番奥から眺めます。天井のギリギリもさることながら、場外へ背負い投げされたトタンくんもとんでもないことになっています。
お気に入りの1枚です。日本の庭園は窓枠や障子の枠、縁側から天井までなど、区切られた四角から見て絵画のように楽しめる構図になっていると聞きますが、この窓(がもとはまっていた枠)からの画も同じではないでしょうか。日本的な美があります。
ご馳走様でございました。
*廃墟残
残りストック:8
*遅まきながら
今回の神栖ドライブには運転手と姿勢の悪い&下半身デブの後姿(ブログ素材)撮影者が同席していました。
間違えました。これはどうぶつの森おじさんになっていてドン引きしたときのやりとりです。Take2
ということでまだまだ続きます。