その518:シャンテ本郷【爆走海道1-3/4】

*基本データ

場所:広島県三原市本郷町

廃墟になった日:2011年時点ですでに廃業か

詳しく:国道2号線沿いのコテージタイプのラブホテル。

*評価

怖さ:★★★★☆

廃れさ:★★★★☆

見つけやすさ:★★☆☆☆

*あれこれ

副音声はこちら。あまりにもストックが過多の過多過多なので(日本語は正しく使いましょう)更新頻度高め。(cf.バックナンバー→その516:武智丸【爆走海道1-1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その517:シルクロード【爆走海道1-2/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)

その517に続きラブホテル跡地。何度か書いていますが、唯一無二のデザインが多く、営業後も光る建物となるパターンが地方ラブホの行く末なのかもしれない……この写真は撮ってもらったもの。

ゴージャスなフォントに天使のエンブレム。運転していて見つけ、途中停車して眺めたのですが、はじめ｢シャンテ太郎｣に見えたのは内緒。(cf.天使→その220:ANGEL【清里遠足レポート⑦】 - 廃墟ガールの廃ログ、その502:山中湖周遊【撮りすぎ山梨1】 - 廃墟ガールの廃ログ)

たぶんここから客室というかコテージへアクセスするんでしょうね。

1枚目の写真の反対を向くとこんな景色で、お隣さんは元ガソリンスタンドだそうです。ここも2011年頃には設備の撤去が始まっていたのだとか。

いまでは不法投棄とそれらを利用した物撮りの練習会場に。ペットボトルや週刊誌も打ち捨ててあったのでなにかしらの集会所にも使われている可能性がありそうでした。

*おまけ

白ポスト、道中で2箇所発見しました。(cf.白ポスト→その324:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【茨城井戸探し1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その497:佐和山遊園【残暑京都滋賀2/6】 - 廃墟ガールの廃ログエトセトラ)

どんどこゆくぜ！ つづく！

その517:シルクロード【爆走海道1-2/4】

*基本データ

場所:広島県竹原市

廃墟になった日:2010年時点で廃業している模様

詳しく:1970年代開業の国道2号線沿いのラブホテル。10隻の船型客室からなる。

*評価

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:★★☆☆☆

見つけやすさ:★★★☆☆

*あれこれ

海沿いを走って走って走るのよ。ということで好き勝手書く副音声のメモ。(cf.バックナンバー→その516:武智丸【爆走海道1-1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)

ここまでが作品(というか廃墟)であるかのような出で立ちの消火栓。フィルタとサイズの異なる写真は撮ってもらったやつ。かっくいい！ ありがとうございます。

現役でもむしろ寄ってみたかったなあ。昭和ラブホというカテゴリを最近履修中なもので。

敷地内は完全に廃墟、ということではないようですから、外を眺めましょう。

メータボックス内に緑が育っている！ 萌えなんだが？！ 2つ空間があってひとつはメータで埋まってるんだから反対側を選べばもうすこし伸び伸び育てたかもしれないのに。

窓も抜かりなく拝見。昭和型板ガラスというカテゴリを最近履修中なもので。(cf.こういう→その348:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【曳舟井戸戦争後編】 - 廃墟ガールの廃ログ、その472:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【井戸ポンプパラダイス板橋北区】 - 廃墟ガールの廃ログ)

コードと緑くんは仲良し。

さっき見た看板の大きくて空中バージョン。煙突？ によりシノクロードに……

背伸びしたら少しだけお船が見えました。ファンシーなお船！ アイディア溢れるホテル。

色合いや飾りを見ているだけでも楽しい気持ち。

*おまけ

海が近いということは、水が近いということで、水路を引っ張ってきていたということで、そこが蓋されれば暗渠になるということで。

この路地もまた、全力で撮りたくなる路地である……のやつでした。

(cf.坂のほう→その377:【暗渠ハンター】青山北町アパート【笄川】 - 廃墟ガールの廃ログ)

その516:武智丸【爆走海道1-1/4】

*基本データ

場所:広島県呉市三津口安浦町2丁目1-2329

廃墟になった日:1950/02に防波堤完成

詳しく:第二次世界大戦中に造られたコンクリート貨物船。4隻造られ、うち2隻が安浦漁港の防波堤となっており、その姿を見ることができる。

*評価

怖さ:★★★☆☆

廃れさ:★★★★☆

見つけやすさ:★★★★☆

*あれこれ

あけましたおめでとうございます。図らずも年末年始休業のように更新してしまった。2023年も備忘録と自己満足のアウトプット先として続けてゆきます飽きるまでは。

また仕入れが潤沢になりましたので文章は副音声にとどめ、ばんばかメモしてゆく所存。海とともにある地域へ車を走らせまくってきました。運転しすぎでおしりが痛かった……。

海がきれい。節操なくいろんなところをあっちゃこっちゃした中でもここはわりと本命でした。本来動くはずの、浮いているはずの船が防波堤として使われているなんて面白いもの。がしかし。

入れなくなってました～！ 悲しみ。

かつての船具合を感じてみたかったし、ゆっくりと防波堤としての自分を受け入れて陸に、浅瀬になじんでゆくお姿を拝みたかったし、船と船の連結部分で少しでもスリルを味わいたかった……

左手奥、コンクリの遺構がめちゃめちゃかっくいいという記事を読んで楽しみにしていたのですけど。

この通路を行けた模様。フレアがすごいけど写真ブログではないのでがんがん無加工投稿。

まあでも危険立ち入り禁止なのであれば致し方なし、外からめいっぱい眺めるのでよいのです。

それで再び歩道？ の入口付近に戻って仰天、沈んでいる部分が見える……！ 水中都市のよう。かっこいい。船体に穴をたくさん開けて、満潮時に固定したのですって。

船頭部分かしら。ひたすらにいかしている！

最後は家電等展示コーナ。扇風機の置き方がポイント。(cf.家電展示→その134:平安閣 - 廃墟ガールの廃ログ)

*おまけ

おまけは井戸パラダイス！ 井戸子さんもとい地図子さん(id:chizuchizuko)にお年玉と称して写真を送りつけるほどにはたくさん見つけました。